アメリカ・アイダホ州カミアで、大規模な山火事が発生した時のこと。
42世帯全焼の惨事となったことが報じられると同時に…
1枚の写真が、世界中で注目を集めました。
火災によって命を奪われた1匹の子ジカの遺体を見守る牧羊犬と、その子犬の姿。
これは、近所に住むルイス・アームストロングさんによって、火災の被害を確認していた際に撮影されたものです。
アームストロングさんは朝に初めてこの光景を目撃してから、犬たちの様子を見るために数回同じ場所を訪れたそう。
しかし、彼らは移動することなく、暗くなってからも、じっと小鹿の傍に留まっていたといいます。
その様子は、まるで…
他の動物によって食べられないよう、子ジカの遺体を守っているみたいだった。
友達の魂が天国にたどり着けるまで、その行方を見送るつもりだったのでしょうか。
犬たちの情の深さを改めて感じさせられる光景でした。
(参照 theguardian.com)