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命懸けで盲目の女性を守った盲導犬。女性は重傷を負うも犬の存在が生きる希望に

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ニューヨークに住むストーンさんは、目が不自由なため白杖をついて歩いていました。しかし盲導犬と出会って以来、その生活は一変したといいます。
[ada]

今から6年半前、ストーンさんは3頭目のパートナーとなる盲導犬「フィーゴ」と出会いました。

盲導犬のいる暮らしは、安全で安心。そのうえ、散歩中にすれ違う人達との会話のきっかけ作りにもなります。フィーゴのおかげで、日々の生活を明るく前向きに送れるようになったと語るストーンさん。

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しかし、盲導犬がついているとはいえ、盲目で日常を過ごしていれば避けられない危険もあります。

ある日、いつものようにフィーゴと道路を渡っていると、向こうからミニバスが急接近。運転手は横断中のストーンさんに気付いていないようで、そのまま突っ込んできてしまいました。

その瞬間です・・・危険を察知したフィーゴが、なんとバスとストーンさんとの間に割って入ったのです。

残念ながらバスを止めることはできず、ストーンさんは腕や肋骨を骨折し、頭を縫う大怪我。挟まれてしまったフィーゴも足に深い傷を負ってしまいました。

しかし、もしフィーゴが間に入っていなければ、ストーンさんの命はありませんでした。

 
命をかけて自分を守ってくれたフィーゴに、感謝しても感謝しきれないというストーンさん。

リハビリ病院での数ヶ月も、必ず回復してフィーゴと一緒に歩くんだという目標があったからこそ前向きに過ごすことができたといいます。

 
一方のフィーゴは一足先に回復し、またトレーニングセンターへ戻っていました。普段からご主人様を守るよう訓練されていたとはいえ、今回の事故がトラウマになってしまっていたら、もう盲導犬として務めることはできません。

訓練員による確認が行われましたが、フィーゴ自身の強い精神力が功を奏し、再びストーンさんの盲導犬として復帰を果たすことになりました。

 
そしていよいよ、事故後初めての再会です。

「おかえりなさいフィーゴ!やっと会えたわ!!」喜ぶストーンさんと、尻尾をちぎれんばかりに振って興奮するフィーゴ。

 
それから、少し一緒に歩いてみました。フィーゴは、リハビリを終えたばかりのストーンさんに合わせて、ゆっくりと歩みを誘導します。まだ道路の横断はお預けですが、彼らは共に新しい再スタートを切りました。

 

▼再会から数日後の2人の様子。

ストーンさんは噛みしめるように言います「犬と一緒っていいですね。フィーゴと一緒って素晴らしい!」

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