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3歳の少女と片足のない子犬。似たもの同士の運命の出会い 5枚

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アメリカ・テネシー州に住むサファイアちゃん。両手足の先に障害を持って生まれてきた彼女は、1歳の時に義足をつけるために両足を切断しました。そして、3歳になった彼女に運命の出会いが訪れます。

[ada]

彼女は最高の相棒と巡り合うことができたのです。

dan (4)

 
それは、生後2ヶ月の白いジャーマンシェパード Lt. Dan(ダン中尉)。名前は映画『フォレスト・ガンプ』に出てくるダン中尉から付けられました。それもそのはず、この子犬は生まれながらにして、右前足の先を持っていなかったのです。

dan (3)

 
ダンのブリーダーは、周りから「ダンを安楽死させた方がいいのでは?」と言われていましたが、懸命にダンの里親になってくれる人を探しました。

『オレは一度たりとも、ダンを永遠の眠りにつかせようと思ったことはない! ウチのワンコたちが優秀な介助犬になったように、ダンも何か特別な使命を持って生まれてきたはずなんだ!』ブリーダーは強い思いを持っていました。

 
里親募集の知らせは、サファイアちゃんが通っていたシュライナーズ病院にも届きます。病院のスタッフは、サファイアちゃんや同様の障害を持つ患者たちを集めてダンの写真を紹介しました。

写真を見たサファイアちゃんは、真っ先にこう叫んだといいます。
『その子を私の子にしたい! 私と全く同じワンちゃんよ。』

その週のうちに、病院のスタッフはサファイアちゃんとダンを会わせてくれました。サファイアちゃんはダンに見せるために義足を外します。

dan (5)

 
それはまさに運命の出会いでした。2人はすぐに意気投合。まるで大昔からの親友のように仲良くなりました。

dan (6)

病院によると、ダンが成犬になれば、ダンにも義足をつけてあげられるかもしれないそうです。
dan (1)

 
似たもの同士だからこそ分かり合える気持ちがある。

サファイアちゃんにとってダンは、どんな優秀な他の介助犬よりも優れた『相棒』となってくれることでしょう。

そして、ダンにとってもサファイアちゃんが、一番の安らぎを与えてくれる存在となるに違いありません。

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