アメリカ・ワシントン州にあるバション島で、ティリーとフィービーという2匹の犬が、突然姿を消しました。
連絡を受けたバジョン島の動物保護団体は、すぐに捜索を開始。
まずはFacebookに写真を投稿し、目撃情報を募ります。
間もなくして、一本の電話が入りました
森のほうから赤茶色の犬がやってきて、また森に入っていった。
ティリーの体毛も赤茶色です!
すぐさまボランティアの人たちに協力を依頼し、先ほど聞いた森の辺りを捜索することに。
「ティリー!」
捜索を進めるなか、祈りを込めて名前を叫ぶと…
「ワン!」と大きな鳴き声が返ってきました。
間違いなくそれは、ティリーの鳴き声!
そして…
すぐに、古い貯水槽の側でじっとしているティリーを発見することができました。
ボランティアの人たちは直感します。
フィービーは、その貯水庫の中にいる。
息をひそめ、「どうか無事でありますように」と中を覗くと
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そこには、弱りながらも一命をとりとめていたフィービーの姿がありました!
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ティリーは助けを求めに走った数分を除いて、約1週間近くもの間、ずっとフィービーの側にいたのです。
ひどい空腹状態で体が冷えきっていた2匹でしたが、家に戻るとみるみる回復。
再び元気を取り戻すことができました。
今回の出来事に感銘を受けた同団体のエイミー・キャリーさんは語ります。
彼らは、互いを想う犬同士の絆が、どれだけ強いものかということを示してくれた。
ティリーとフィービーの友情は、この一件を機に、ますます深まったことでしょう。
素敵なエピソードに、心がほっこり温まりました!
(参照 lifewithdogs.tv)