ある日、カナダのモントリオールで地域猫の保護活動を行っていたレスキュースタッフが、野良猫たちを保護します。
モリーとリマと名づけられた子猫はまだ小さく、医療ケアが必要でした。
そこで、地元のレスキュー団体「Chatons Orphelins Montreal」に協力してもらい、動物病院で上気道感染症の治療を受けることに。
施設スタッフのセリーヌさんは語ります。
体重が約520gしかないリマのほうが、息をするのも苦しそうなほど重症でした。
ママのいない子たちは体が弱く、厳しい屋外で生き残るチャンスはほとんどないですから…
保護された彼らは、ラッキーでしたよ。
小さなリマが治療を続けるそばで、お友だちのモリーは絶えず彼女を励ますような素振りを見せていたのだとか。
その甲斐もあってか、容態も少しずつ安定していったといいます。
強まる絆
やがて、2匹は里親ボランティアのもとに引き取られることに。
血の繋がりはありませんが、まるで本当の姉妹のように仲良しです。
リマは好奇心が強く、冒険が大好き。
一方、お姉ちゃんのモリーはおだやかで、妹にちょっかいをかけられてもちっとも怒りません。
それどころか、やんちゃな妹を心配していつもリマの後ろをついて歩いているんだそう。
性格は違いますが、彼らは強い絆で結ばれていました(*´∀`*)
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これからもずっと一緒に
4ヵ月に渡るフォスターケアが完了するころ、嬉しいニュースが舞い込みます。
なんと、2匹一緒に迎え入れてくれる「生涯のお家」が見つかったのです!
もう彼らが離れ離れになる心配はありません。
これから先もずっと、モリーとリマはお互いに支え合いながら、素敵な日々を重ねていくことでしょう。