ステトス (@ijlijl)さんが投稿した、「エモい」という言葉を巡る呟きに注目が集まっています。
ドイツ語には『懐かしい』って言葉が無いらしくて、日本で初めて懐かしいって言葉と意味を知ったドイツ人の方が「今までそういう気持ちを感じた事はあったけど、この気持ちに名前がある事に感動した」って言っていた。今エモいって言葉が流行っているのも、やっとその感情に名前が付いたからだと思う。
— ステトス (@ijlijl) 2018年8月9日
フランス人の方が「母国語にもカワイイの意味の『ミニョン』があるけど、それじゃ違う!『カワイイ』じゃないとダメ!」って言っていたから、たぶん昔からある他の日本語では表現出来ない物がエモいにはあるんだと思います。
— ステトス (@ijlijl) 2018年8月9日
「エモいには、他の日本語では言い表せない感情がある」
なお他のドイツ人のユーザーによると、「懐かしい」という言葉に代わるドイツ語はあるそうですが…
「懐かしい」はドイツ語ではnostalgischやwehmütigです。でも固い/古い印象は確かにあるので口語ではなかなか使わないんですよ。それでそのドイツ人はドイツ語にはないと言ったんでしょうね。口語では「〜覚えてる?あのときはよかったね/楽しかったね」って懐かしいの意味合いになります。
— ダビ・ナタナエル@ドイツ (@Davi_Nathanael) 2018年8月9日
いえいえ☻
その通り、直訳は難しいけど、一応はあるって感じです(笑)日本語の「懐かしい」の方が便利ですけどね!— ダビ・ナタナエル@ドイツ (@Davi_Nathanael) 2018年8月9日
「包括的かつ扇動的な感動」を指すカジュアルな若者言葉は、たしかに特異なのかも知れません。
「エモい」に一番近い言葉は「琴線に触れる」だと思う
エモいは何かから何かを受け取ってうわーってなって感情が湧き上がってくる感覚だとおもうんだけど、琴線に触れるのも同じなんだよね
琴線に触れた結果、何かしらの感情が湧き上がってきて涙が流れたりセンチに浸ったり
日本語に詳しい人意見くれ— まこちん○ (@nuco3ch) 2018年8月9日
案外、各個人で意味が統一されて無いあたりに言葉の若さみたいなものを感じますね。
自分は趣があるくらいな感じで使ってます
— きみ (@kimi_444) 2018年8月9日
沁みる、切ない、アツい等の感情的、感傷的表現が「ヤバイ」に集約されたけど、再度差別化して「エモーショナル」→「エモい」を使ってる流行かとー。
失った語彙力を少し取り戻した
ヽ(・∀・)ノ— Makotoからあげ紅生姜 (@makoto1221) 2018年8月9日
なお、膝枕はぐ (@haghizamacla)さんからはこんな意見も…
エモいという日本語、どうやら容易に言語化できない複雑な感情を表す言葉として運用されているので「エモいの語源はエモーショナルではなく『えもいわれぬ』である」というのが説得力を帯びはじめている。
— 膝枕はぐ (@haghizamacla) 2018年8月9日
なるほど!!( ;∀;)
大変面白い説ですね(笑)
ネットの反応
●言葉にできてない感情はまだまだ沢山あるはず
●改めて日本語の表現の細やかさに気付かされる
●「その気持ち」を表現できるとすっと心が落ち着くことあるよね
言語の奥深さに触れ、なんとも「エモい」気持ちになる一幕でした!