東京・目黒区で、5歳女児が凄惨な虐待によって死亡した事件。
【目黒虐待 母「見て見ぬふり」】東京都目黒区で5歳女児が父親から殴打後に死亡した事件で、母親は逮捕前、「見て見ぬふりをした」と話していたことが判明。また女児は香川から転居後、外出した形跡が1回しかなかった。 https://t.co/a4D9jx2XUh
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年6月7日
世間からは、児童相談所が2016年より2度に渡って被害者の一時保護を行っていたにもかかわらず、悲劇を防げなかったことについて問題視する声も沸き起こっています。
しかし、そんな中で…
菊川 恵(きくかわ めぐみ) (@megumikikukawa)さんは、以下のようなツイートを投稿しました。
結愛ちゃんの件で、児童相談所に問い合わせが殺到している、という声を見かけた。本当ならやめてほしい。
命を支える人の時間を奪うことは、巡り巡って親子の首を締めることになるから。
私は香川の児相に保護されたおかげで、今は元気に生きてます。児相に救われた命は確実にある。見えづらいだけ。
— 菊川 恵(きくかわ めぐみ) (@megumikikukawa) 2018年6月8日
救えなかった事実を責めるだけではなく、救えた事実についても目を向けてほしい。
この意見には、他のユーザーからも共感の声が多数寄せられています。
児相は大変難しい仕事をされて、業務も多く定型的な仕事ではなく家族の特徴等に合わせ柔軟な対応が本当に求められ、やや覚悟がいる職種だと思います。休みの日もケースを引きづり影響する事もあるでしょう。乳児院(親がいない、被虐待の乳児がいる施設)、一時保護や虐待の避難施設が定員一杯と聞きます
— おこめ (@h3EX9Ryr7RM5TH9) 2018年6月9日
児相の職員さんは、本当に忙しく、一人で数十件抱えているケースも珍しくないと聞きました。対応の結果、事なきを得たものは表に出ません。不幸にして子どもが被害を受けたケースが大きく報道される。責めるべきは児相ではなく、児相や子どもを守るべき機関に人手と予算を回していないところ。
— ももぺん (@_oi_chan) 2018年6月9日
児相に対する抗議や問い合わせの電話なんか邪魔な嫌がらせでしかない。言いたいことがあれば整理して書面で送ってほしい。関係ない人が電話していいのは緊急の通報などに限られると思ってほしい。 https://t.co/gR9SClsBQ7
— 櫻井光政 (@okinahimeji) 2018年6月9日
私も児相に保護され施設で育った者ですが中の様子を知ってるからこそ職員の手が少ないのは重々知ってますし、そういった状況も知らず職員の手を止めてまで対応させようと問い合わせ殺到するのはまだ保護しないといけない子供やケアする必要がある親御さん、子供のことなんて微塵たりとも考えて何て無い
— karen (@rnrn0v0) 2018年6月9日
児童相談所が悪いのではない。
そういう親を、大人を作ってきた偏向教育や、それを放置し、見て見ぬふりをしてきた我々日本社会の責任も深刻。
いま、声を上げて国を正しい方向に戻さないと、自己中心的な無法者だらけ、我が儘放題、やり放題の大変な世の中になってしまいます。— verlockend-damen (@aesthetischer) 2018年6月9日
今、誰よりも今回の件を後悔し必死に対策を講じようとしているのは、他ならぬ所の職員さんたちです。
だからこそ、我々がその努力を阻害するようなことがあってはなりません。
ネットの反応
●抗議するなら、厚労省に電話しよう。職員増やせ、予算増やせと。で、選挙になったらちゃんと投票行こう
●出来ることあれば支援したいけど、何が出来るのかが解らん
●目を向けるべきは児相の事じゃなくて、今なお虐待されている子供をどう救うか?じゃないかな
あんなにもつらい経験をする子どもが、この先絶対に現れないよう…
我々大人が本当になすべきことは何か、今一度、熟考する必要がありますね。