今から1年以上前のこと。
アメリカ・デラウェア州に住むテレサさんは、1匹の野良猫・ラリーに出会いました。
ずっと他の猫たちと縄張り争いをしていたのか、片足の骨は折れ、身体も傷だらけ。
誰に対しても心を閉ざし、今にも襲いかかってきそうな姿勢を崩しません。
しかし、どうしても彼を見捨てることができなかったテレサさんは…
むき出しの敵意を向けられてもなお、毎日食べ物を運び、多くの時間を費やしてコミュニケーションを図りました。
そんなある日。優しい想いが、遂に実を結びます。
あれほど人間に関わろうとしなかったラリーが、喉を鳴らしながら、テレサさんの体へと頬を擦り寄せてきたのです。
その瞬間から、2人は大親友となりました。
ビンテージショップを経営しているテレサさんは、仕事中も寂しがらないようにと、毎日ラリーを連れて出勤することに。
すると、いつしか従業員としての自覚が芽生えたのか…
彼は、お店の「用心棒」として振る舞うようになったそうです。
商品棚の下でドッシリと座り込んで、店内の安全を見守るほか…
お客さんにマッサージのサービスを行ったり…
パソコン作業に「猫の手」を貸したりするのも、ラリーの大切な任務です(*´艸`*)
日々の頑張りは、自分を助けてくれたテレサさんへの恩返しなのかもしれません。
これからもお店の看板猫として、大活躍してくれることでしょう(*´∀`*)
(参照:LoveMeow)