73歳の三原 董充(ただみつ)さんには、悲しい過去がありました。
今より30年以上前、小学生だった大切な娘を、交通事故により亡くしてしまったのです。
以来、三原さんは同じ悲劇を二度と繰り返さぬようにと、子どもたちの登校を見守るボランティアに精を出してきました。
しかし…
7歳の女の子が
交通事故で亡くなった女の子の父親は再発防止の為に
通学路を見守る活動を始めた「娘を奪った事故を防ぎたい」
それから33年後
横断歩道を渡る児童達を
そばで見守っていた彼に飲酒運転の車が突っ込んだ
三原董充さん
心よりご冥福を
お祈り申し上げます pic.twitter.com/zuKFOQjkMl— ShounanTK (@shounantk) 2017年1月31日
あまりにも、むごすぎる出来事。
30日午前7時すぎ、島根県益田市久々茂町の国道191号線で、横断歩道を渡っていた小学生などの列に軽トラックが突っ込み、3年生の男の子(9)と付き添っていた近くの三原董充さん(73)の2人がはねられました。
警察によりますと、この事故で、男の子が腕などに軽いけがをしたほか、三原さんが頭を強く打って病院で手当てを受けていましたが、三原さんは31日朝になって死亡したということです。
(参照:NHK『登校中の列に軽トラック 付き添いの男性が死亡 島根 益田』)
三原さんの長女であり、かつて命を落とした少女の姉である摩弓さんは、NHKの取材に対して答えました。
「父は、二度と事故の被害者が出てほしくないという一心で活動していたし、今でもそう祈っていると思う。父の死を本当にむだにしてほしくない」
彼が33年間見守り続けた多くの命。そして身を挺してかばった、たった一つの命。
その尊さを、危険運転を行うすべてのドライバーが顧みてくれるよう、切に願ってやみません。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
- Twitterの反応
-
@shounantk
三原さんは本当に強い方だと思う。
もし自分の娘が交通事故で死んでしまったとして、私はきっと自分を維持することすら出来ないと思う。心より御冥福をお祈り申し上げます。
— 浮上率上げてくさんめし (@sanmeshi) 2017年1月31日
@shounantk @aritadokugaeru 本当にやるせないです。
— ムラッシー (@KXDBoNf5sBNvGC2) 2017年2月1日
@shounantk 今頃娘さんと天国で再会していると思いたいものだ
— 名無し (@55885882a) 2017年1月31日
これから免許を取る方、免許更新時の講話にこの話をしてほしい。学校でも、交通安全指導の時とかに、この方の話をしてほしい。 https://t.co/FvHeuIIyvM
— 初流乃 (@verander_fem) 2017年1月31日
@shounantk 近くにいた男の子が軽傷で済んだ事
きっと天国で安堵していることでしょう
この様な自己を絶対に許してはいけないと思いますし
日頃運転する自分も車の危険性を再確認しました
御冥福をお祈りします— ろきおcojp垢 (@QED1128) 2017年1月31日