大正時代の良家に生まれた「本物のお嬢様」だったという、ヤマネコ(@ume_yamaneko)さんのおばあちゃん。
そんな彼女は生前、「贅沢」に関する非常に大切な助言を、ヤマネコさんにくれたそうで…
うちの父方の祖母(大正生まれ)は、とある武家筋の、大正浪漫を地で行くガチものお嬢様だったらしい。(時代の流れでお家が没落して、当時羽振りが良かった呉服商のとこに嫁いで来たっていう小説みたいな人生)
いつも「贅沢の意味を履き違えてはいけない」って言ってたの思い出すなあ。
— ヤマネコ (@ume_yamaneko) 2016年9月1日
女子に生まれたからには、きちんと贅沢をしなさいと言われて育った。
「贅沢」とは身の丈に合わない浪費の事ではない。自分に出来る精一杯の範囲で本物を知り、本物を教えてくれた人に感謝するのが「贅沢」なのだと。そうじゃないと偽物で騙そうとする男に引っかかるから、ってw
ばあちゃん強い— ヤマネコ (@ume_yamaneko) 2016年9月1日
例えば正絹の着物を知っていて、化繊の着物の方が汚れに強くていいと言うのはいい。(実際祖母は亡くなるまで真夏でも着物着てた)
でも絹の着物を知らないで「着物なんて!」と人に偉そうにしてはいかん、と。あ、化繊の着物disってるんじゃないですよ、念のため。— ヤマネコ (@ume_yamaneko) 2016年9月1日
そして、贅沢するのに他人の財布は絶対当てにするなというのも祖母の口癖だった。
本当の有り難さが分からなくなるから、自分で苦労したお金で贅沢しろって。気位高くて、一生涯お嬢様気質の抜けない人だったから機嫌損ねるとそりゃあもう苦労したんだけど、こういう所は嫌いじゃなかったなー。
— ヤマネコ (@ume_yamaneko) 2016年9月1日
[ada]
身の丈にあったもの、そして、身をもって知ったものだけが「本物の贅沢」になる。
説得力に満ちたおばあちゃんの言葉に、Twitter上でも称賛の声があがっています!
- Twitterの反応
-
@ume_yamaneko 「贅沢」とはどういうことか、とても深いしっかりとしたお言葉…おばあさま素敵ですね…!!人生の一文に刻んでおきたい…!
— 月屋 (@tsukiya_i) 2016年9月1日
@ume_yamaneko @kabikabikabira 「本物」を知っている「本物」ですね、素晴らしい方ですね。
— Ósnertanleg maður (@teaknilega) 2016年9月3日
そーいえば、うちの祖母もそう言ってたなぁ〜。 https://t.co/qXkQWEMu9T
— furufuru-n (@furufurunn) 2016年9月3日
これは贅沢と言う意味を本当に知ってる人だと思う。
良い言葉 https://t.co/Sdu4uBaiTl— みぐ@そに子いたら何も要らない。 (@migumaru) 2016年9月3日
コレね、私男ですけど15歳の時に富野由悠季の言葉「本物を知りなさい、そしたら偽物が判るから」に出会ってから、ずっと心掛けてます。自然とそんなものが周りに集まる様になったよ。 https://t.co/VX9fjnZeAL
— DaDa・Le Ciné (@OneSwordsman) 2016年9月3日
「分不相応の贅沢という言葉があるけど、分相応の贅沢ってなに?」と父親に聞いたら、「一回に掛けられる額が月収。一ヶ月なら飲まず食わずでなんとかしのげる」と教わった。このおばあさんの言葉とセットにしよう。 https://t.co/p7jtKMFCo5
— 言葉使い (@tennteke) 2016年9月2日