仔犬のころは歯がむず痒くなるのか、おもちゃや飼い主さんをよく甘噛みするもの。でも、こちらのワンちゃんが噛むものはちょっと変わっています。
なんと、人間の赤ちゃんのおしゃぶり!
ジャーマンシェパードのカルマは、自分を「人間の赤ちゃん」と勘違いしているらしく、おしゃぶりを咥えるのが大好きなのです。
挙句の果てには…赤ちゃんが咥えていたおしゃぶりまで横取りしてしまう始末!
このピンクのおしゃぶりは、横取りした記念すべき第1号なのだとか!
カルマの「人間の赤ちゃんらしい振る舞い」はこれだけにはとどまりません。
そのきっかけは、生後12週ぐらいのとき。飼い主のアイリス・アームストロングさん(63歳)のお孫さん、ケイデンくん(2歳)の真似をすることから始まりました。
そのころのカルマは、ベビーカーで眠り、ロンパースを着ていたのだとか!
ミルクはもちろん、哺乳瓶で「いただきま~す♪」
そして、今もベビーカーは、カルマのお昼寝の場所なのです!
自分を「人間の赤ちゃん」だと思い込んでいるカルマ。床の上ではなく、心安らぐこの場所が定位置なのです。
ベビーカーの心地よいクッションとおしゃぶりで…
「だんだん眠くなってきたワン…Zzz」
ずいぶん大きくなってからも、ベビーカーでのお昼寝だけは、どうしてもやめられないカルマなのでした…。
ケイデンくんのお下がり。
「どう似合ってる?」
英国ケント州ウェリング出身のアームストロングさん。現在は仕事も退職し、引退後の人生を満喫中です。
「カルマが、ケイデンの真似をし始めたときは、おかしくておかしくて…。余生の楽しみができました」とのこと。
カルマは、ケイデンくんと一緒に彼のおもちゃで遊ぶだけではなく、よく一緒に寄り添って寝ているのだとか。
二人にとってお互いが、大切な兄妹であり、生涯最初の大親友なのです!
その横でアームストロングさんは、幸せそうに可愛い孫と愛犬の様子を語ります。
アームストロングさんにとっても、いつのまにかカルマが「ペットの犬」ではなく、「人間の赤ちゃん」「孫」のような存在となっていたのですね。
ケイデンくんとカルマ、これからも仲良く一緒に成長し、優しい「おばあちゃん」にたくさんの笑顔をプレゼントしてくださいね!