「女子大の家政学部や生活科学部が実は文理融合学部で、専攻や研究室によっては工学部と遜色ない実学的な学部というのが、もっと知れ渡ることも必要そう」という意見に……
神山 翼@お茶大・気象学(@kohyama_met)さんは、このような見解を投稿しました。
その通りなのですが、逆に「家政学部」「生活科学部」と書くことで、「女子に学問なんて必要ない」という考えを持つ地方の親の目をすり抜けてこっそり学問させているという側面もあるので、難しいところです。 https://t.co/kaPiXHpUk8
— 神山 翼@お茶大・気象学 (@kohyama_met) March 21, 2024
なるほど……。
根深い問題
神山さんはさらにこう続けます。
僕が所属している本学の理学部も、沿革は理家政学部です。「家政」の名の下に数学専攻や物理専攻をカモフラージュさせるに至った先人の苦労が偲ばれます。そして、この戦いはまだ終わっていません。 https://t.co/4iRQz6ouq1 pic.twitter.com/cMkSFtw0Iu
— 神山 翼@お茶大・気象学 (@kohyama_met) March 21, 2024
なお、リプライ欄にはこんなコメントも。
母校なんですがガチで地方から出てきた子には「女に学問なんか必要ないけどどうしてもというならこの大学なら許可する」と親に言われて上京してきた子がいるんです
ちなみに今年29歳になる年齢です
一都三県出身の私には時代劇のような価値観だった— みゃおみゃお (@sfcoleqytsjakil) March 22, 2024
未だに”女に学問は不要”という時代錯誤も甚だしい思考をもつ親がいるとは驚きです。
性別を理由に進学を諦める子どもが出ないように、誰もが平等に学べる社会になってほしいですね。
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みんなの反応
●これうちの母。本当は文学部に行きたかったけど家政学部だから行かせてもらえたって
●うちのひいひいばあちゃん、地元で他の女性とタッグ組んで女学校を三つ作ったんだけど、その一つは裁縫の学校で「良妻賢母の教育」に見せ掛けてーの実質バリッバリの専門学校(女性が仕事につける)だった、みたいな話聞いたことある。なお残り二つはバリッバリの学問の学校と看護学校
●女子に学問など必要ない、という人は今は少ないかもだけど、女子が理系なんて、は普通にいるんだよね。私立女子大は、「女子に学問なんて」という家庭から学生をリクルートするには学費が高すぎるのはあると思う
考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。