Twitterユーザーのはづき(@hazuki_cheke)さんが投稿した、『とある会社の小冊子』が話題になっています。
[ada]
はづきさんが何気なく見ていたところ、裏面に書いてあったことに「えっ・・・!!」と、声を漏らさずにはいられなかったというのです。
えっ…!!ってなったよね。いやマジで声が漏れたわ。 pic.twitter.com/9Ky803x7Fi
— はづき (@hazuki_cheke) 2015, 12月 3
コチラがその小冊子。日本信号株式会社の中間報告書です。どこかの鉄道でしょうか、見慣れた風景ですよね。
そして裏表紙には「作者の紹介」。写真家の紹介かと思いきや・・・
えっ・・・((((;゚Д゚))))! 絵!?
作者である福島尚(ふくしま・ひさし)さんは、知的障害(自閉症)を持っています。4歳の頃から大好きな鉄道の絵を描いてきたそうですが、誰からも習ったことは無く全て自己流なのだとか。
さらに驚かされることに…
一度見た風景を脳裏に焼き付けて、その記憶だけを頼りに描いているというのです! しかも、下書きは無し。真っ白いキャンパスに、最初から黒の絵の具で輪郭を描いていくのです。
色彩感覚も素晴らしく、車体や信号、部品に至るまで、実物と全く同じ色に再現されています。何度も数色を混ぜて、絶妙に違う色をつくり出しては塗り重ねているそうです!
細部まで抜かりなく、丁寧に仕上げられた福島さんの絵。Twitterでも多くの人の心を打ちました。
もっと知りたい方は、NHKのサイトにて特集されていましたのでご覧ください。
NHKさいたま:「鉄道を描く」放送しました。