山本健人(外科医けいゆう, Takehito Yamamoto) (@keiyou30)さんが投稿した、がん患者へのあるアドバイスに注目が集まっています。
以前はがんの患者さんに「ネット情報は危険なものが多いのでググらない方がいいです」と伝えていたが、今は「ネットで調べる時は国立がんセンター『がん情報サービス』をお使い下さい」と伝えている。
自分や家族の病気について調べずにはいられないと思うし、「調べ方」を伝えるのがベターかと思う。— 山本健人(外科医けいゆう, Takehito Yamamoto) (@keiyou30) May 17, 2023
その上で、
『がん情報サービス』を見ても疑問が解決しなければ、その時は何でもご相談ください。ネットで調べ過ぎると誤った情報に行き着いてしまうことがあります。
と伝えている。
患者さんにとって個別に必要な情報は、直接診察できる主治医にしか提供できないということは伝えたい。— 山本健人(外科医けいゆう, Takehito Yamamoto) (@keiyou30) May 17, 2023
どうしてもググる時はキーワードの後に「https://t.co/qAhyvycqTg」を付けると安全性の高い情報が出やすいです(絶対ではないですが)
と伝え、
病名や手術の名前で検索するなら正式名称でお願いします
と言って紙に正式名称を書いてお見せする。
ググらないで、ではなく、ググることを前提に考える。— 山本健人(外科医けいゆう, Takehito Yamamoto) (@keiyou30) May 17, 2023
なるほど…。
大事な指導
たとえ医師にネット検索を禁じられたとしても、不安を解消しようと色々と調べたくなってしまうのが患者の心理です。
ならば、より信頼できる情報に辿り着ける方法を案内するほうがお互いに安心かもしれません。
ググってしまう気持ちをくんだうえで、この調べ方で…と伝えてくださるのはありがたいな〜と思います。この伝え方が全国の医者職業の方々に浸透しますように。
— 加奈子 (@kana_san777) May 17, 2023
こちらの気持ちを汲んだうえで助言してくれる主治医になら、些細なことでも相談しやすくなりますね(*^_^*)
関連:「汚いやり方するな」母親が入院している病院から電話があり…
みんなの反応
●私もこう伝えてます。がん支援相談員の講座受けてからは1番頻繁に言ってるかも。調べたくなるもん
●仰る通り。そうして頂けると素人としては助かります。当時今どきの標準治療がどうなってるのかを調べずに病名から調べたので保険外か怪しいのばかりがヒットして本当にしんどかったです
●知りたいという気持ちを抑えるのはしんどいし、これは正しい指導だと思う
●これは私も肉腫になった時に国立がんセンターのHPを見てねって言われたわ。不安になっていろんな情報見てしまう所だったから良かった
ハッとする呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。