米カリフォルニア州のレッドウッドシティにある”the Gorilla Foundation”。ここに、今年44回目の誕生日を迎えた、ゴリラの「ココ」が暮らしています。
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手話の知識があることで有名なココ。なんと2000個もの英単語を理解することができ、1000個以上の「ゴリラ手話」で、トレーナーさんとコミュニケーションが取れるのです。
遡りますが、1984年に迎えた13回目の誕生日には、「猫が欲しい」という歌を気に入っていたことから、オモチャの猫をプレゼントしてもらいました。しかし、どこか満足した様子ではなかったココ。
そして迎えた今年の誕生日。ココはついに、ずっと待ちわびていた子猫をプレゼントしてもらったのです。
数匹の子猫の中から「好きな猫を2匹選んでごらん」と言われたココ。とても慎重に1匹を抱き上げてみました。
宝物をすくい上げるように優しく子猫を選ぶココ。子猫と出会えた喜びとときめきが伝わってきます。
▼続きはぜひ動画にてご覧ください。
感動した表情を見せながら、手話でこう伝えてくれたココ。
「猫」
「赤ちゃん」
次にココは「頭の上に乗せて」と頼んできました。
子猫の重みを頭で感じるココ。静かに幸せを噛み締めているようです。
実は、子どもを持つことができないココは、ずっと赤ちゃんが欲しかったのです。
長けた能力で人々の注目を集めていても、心は寂しくぽっかり穴が空いていたココ。
でも今は、愛しい2匹の子猫に出会えて幸せいっぱい!
(参照 koko.org)
ココの柔らかな表情が胸を打ちます。