オランダ・ロッテルダムのとある路面電車の駅には、毎日のようにご主人の帰りを待ち続けるネコの姿があります。
[ada]
ネコの名前はアケ。アケはこの日課を、もう10年も続けているそうです。
アケは日中のほとんどの時間をここで過ごし、ご主人が電車を降りると一緒に車で帰宅します。
雨の日も風の日もご主人を待ち続けるアケは、いつしか人気者に。
アケと一緒なら待ち時間も退屈しません。人々はアケと一緒に写真を撮っては、SNSにアップしています。
そして、遂にはFacebook上にアケ自身のファンページが誕生しました。
Facebookページ:TramPoes
さらに駅には『白黒ネコの専用シート』という看板まで用意されます。
電車の運転手であるステファンさんはこう言います。
『この駅を通るようになって10年になるけどアケは毎日ここにいた。みんながアケに気付いたのは最近だけどね。数ヶ月前に学生たちが騒ぎ始めて、今では自分専用の看板まで作ってもらっているんだ。』
『どんなに雨が激しくても、駅が混んでいても、誰もネコをどけろなんて言わないよ。』
なんとアケは電車に乗り込むこともあるのだとか。そんな時はステファンさんの同僚が、ちゃんと戻りの電車に乗せてあげるそうです。運転手もみんなアケのことを知っているといいます。
アケと一緒に写真を撮る人たち。
(参照 buzzfeed.com)
まるで忠犬ハチ公のように毎日ご主人を待つアケ。ご主人を喜ばせるだけではなく、同じ駅を利用するみんなにも幸せな気持ちを分けてくれているようです(*´ェ`*)