石井 健介/突然視力を失ったセラピスト (@madhatter_ken)さんが投稿した、ある点字ブロックの写真に注目が集まっています。
人口35万人の地方自治体の市役所前にあった点字ブロック。「点字ブロックが無くなったね」と僕が言うと一緒に歩いていた友人は「あるよ!」と言う。よくよく確認してみると、点字ブロック風の絵が描いてあるだけだった。トリックアートかっ! これもまた#ブラインドジョーク だなぁ。 pic.twitter.com/8yogiHwDmV
— 石井 健介/突然視力を失ったセラピスト (@madhatter_ken) June 7, 2022
情報の補足をすると、このトリックアートの区間は3メートルくらいで、その先はまた点字ブロックが敷かれていました。ただこのトリックアート部分的が駐車場の出入り口だったので、最初は点字ブロックが擦り減ってしまったのかな?と思ったのです。そしたら描いてあって大笑いしました。
— 石井 健介/突然視力を失ったセラピスト (@madhatter_ken) June 8, 2022
なんと…(;゚Д゚)
死活問題
点字ブロックは『あればいい』というものではなく、必要としている方にとって実用的なものでなければなりません。
たくさんの方にシェア頂いておりますが、この自治体を避難するというより、白杖を使って街を歩くと見えている人が見落としてしまいがちな景色が見えてくるんだよ!ということをお伝えできたら嬉しいです。そして普段歩く街の足元に視線を落としてもらえたらいいな。
— 石井 健介/突然視力を失ったセラピスト (@madhatter_ken) June 8, 2022
さらに補足しておくと、この自治体の駅前は都内のどこよりも点字ブロックがきれいに敷かれていて、商店街にもそれは続いていてとても歩きやすい、視覚障害者にとってフレンドリーな街です。市役所前だけ切り取ってしまったので、この街の尊厳のためにも付け加えておきますね!
— 石井 健介/突然視力を失ったセラピスト (@madhatter_ken) June 8, 2022
もしかすると、今後新たに設置するための仮の状態なのかもしれませんが…
利用者が安心して生活できるよう、1日も早くアクションを起こしていただきたいものです。
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みんなの反応
●実際白杖の方は溝に白杖を滑らせて歩く。弱視の方にはかろうじてだけど全盲の方は立ち止まるだろうな
●舗装の継ぎ目がありますね。役所が舗装発注した時、仕様書に点字ブロックを入れ忘れたとか、そういうしょうもないミスかもしれない
●溶誘点字ブロックが経年劣化で薄くなってしまったところに応急的に黄色塗料を塗布したのが逆に不自然な見た目になってしまった感じですね。ここまでくると再施工も考慮しないといけないかもしれません
●『できる(見える)側』の目線が多いからこんな状態になってしまうのでしょうね…。世の中の物事は何でもそうですけど、こういうのは誰がなぜ必要としているのかを考えて作っていただきたいですね
まさかの光景に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。