「売れなかった紙の本がどうなるかと言うと…」
そんな書き出しから、KADOKAWA 教養統括部 学芸NF編集部 編集委員クドー (@digi_neko)さんは以下のような呟きを投稿しました。
売れなかった紙の本がどうなるかと言うと「在庫処分で安売りされる」わけでも「出版社から中古市場に回される」わけでもなく、溶かされます。最近は合理化で倉庫代を惜しむため、在庫を溶かすタイミングも早いです。なので私は紙の本は早めに買います。電子で十分な本もあれば、紙で欲しい本もあります
— KADOKAWA 教養統括部 学芸NF編集部 編集委員クドー (@digi_neko) March 8, 2021
溶かされちゃうの!?(;゚Д゚)
早めの決断を
まさかの事実に、驚きを隠せません。
紙の本を溶かした後に「50冊買いたい」という注文が来た場合、「重版されるか?」というと、まずされません。本の設計にもよりますが、多くの本は最低でも1000部~2000部は刷らないと利益が出ない。「この本は、残り950部を売るのに5年はかかる。倉庫代を考えたら重版は不能」などと判断されがちです
— KADOKAWA 教養統括部 学芸NF編集部 編集委員クドー (@digi_neko) March 8, 2021
後に後悔しないためにも、ぜひ覚えておきたい豆知識ですね。
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みんなの反応
●本当これ。皆さん、紙の本を買ってくれ…4年間書店員していた私からのお願い…
●発売直後に買える場合はいいんですが、しばらくして読んでみたいと思った本があった時が辛いです。同じ著者の別の本を読みたいと思う時があったりするので
●仕方ないとはいえ、切ない
●知らなかった。欲しい紙の本は早めに買おう!!
衝撃のツイートに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました!