安永周平🔥火滅の会社 二代目 (@Shuhei_kotobuki)さんは先日、デザイナーをしている友人との会話の中でこんなことを感じたそう。
「僕は作るのに2時間かかったけど、◯◯さんはデザイナーだから30分くらいでできるよね?」
「いや、僕はデザイナーなんで作るのに2週間かけますよ」
今さっき聞いた友人のデザイナーの話。プロの仕事ってこういうことだよね。安く買い叩きたい意図が見え見えの人に、いい仕事しようなんて思わない。
— 安永周平|福岡の防災設備屋🔥 (@Shuhei_kotobuki) October 14, 2020
僕はデザイナーじゃありませんが、デザインに限らず「プロならサクッとできるよね?」みたいな言い方は、相手への敬意がないので嫌いです。
たとえば僕ら防災設備業でも、目に見えづらい”メンテナンス”は時間かかります。サクッと終われるのは手抜き業者だけ。プロならそんな仕事はできないはずです。
— 安永周平|福岡の防災設備屋🔥 (@Shuhei_kotobuki) October 14, 2020
「金払う方が偉い」みたいな考えの人はいい仕事してもらえないから損ですよね。いい仕事する人に頼んでも断られる。人は感情の生き物だし、感謝してくれる人に多くの時間を使おうと思うのは当然。物販ならともかくサービスを買うのは売り手と書い手の共同プロジェクト。頼む側の教養って大事ですよね。
— 安永周平|福岡の防災設備屋🔥 (@Shuhei_kotobuki) October 14, 2020
あと、素速くつくること自体が価値であることもありますし、プロとしてスピードを重視するケースや業種があることも事実です。
無駄に時間をかけるのではなく、品質を追求するなら時間が必要なことがある。それを知ったうえで相手に接するとお互いにとっていい結果になるように思います。知らんけど。
— 安永周平|福岡の防災設備屋🔥 (@Shuhei_kotobuki) October 15, 2020
仰るとおり…!!
相手も客を選ぶ
知識なく無茶な要望ばかりを押しつける行為は、対等な商談とは言えません。
自分もデザインで仕事してますが、クライアントにはクライアントの事情があるだろうから、向こうの要求納期はなるべく守るようにしてます。でもあまりに期間が短い場合、クオリティは時間に応じて落とす必要があると前もって言ってますね。
— いわし缶 (@184kan) October 15, 2020
良い仕事をしてもらうためには、相手にとっても『良いお客さん』であるべきですね!
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みんなの反応
●費用対効果の悪しき実用例ですね。プロは高い費用対効果を生み出すために、そのレベルまで腕を磨いているわけで。素人考えの雑な仕事と比べてはいけない
●未だに客側は神とかいう考え方の人がいるのかは知らないけど、客側と店側は対等だよ。物々交換とかと同じで金とモノのやり取りしてるんだからどっちが上とかない。それを理解できない人は一生良い仕事をしてもらえる人には会えないと思う
●「(あなた程度のものなら確かに30分もかからないけど、)僕はデザイナーなんで(プロの出来映えのものを)作るのに2週間かけますよ」という意味ですよね。きっと
●自分で絵とか取り組んでみると分かるけど、上達するごとに時間をかけるべき箇所が分かってくる…。逆にヘタクソは短時間で終わる、完成するというより終わる
頷くほかないエピソードに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました!