米フロリダ州のアニマルシェルターへ連れてこられた、生後わずか5日の子猫・ケルヴィン。
幼くして母猫と離れ離れになったためか、その体重はたった100グラムほどしかありませんでした。
そこでスタッフは、他の子猫たちもあわせ…
出産したばかりの雌猫・ジュールへ、彼の世話を託してみることに決めます。
新たな家族
期待は的中し、ジュールは幼い子猫たちをすぐに受け入れ…
母乳を分け与え、毛づくろいもして、まるで我が子のように愛情を注ぎはじめました。
さらに、お姉ちゃん的存在の子猫・ルーメンもケルヴィンのケアに加勢。
食事が終わるたび、彼女は弟分の体をギュッと抱きしめてあげていたといいます。
子猫たちの里親となったリサさんによれば…
彼らはみな、違う親から生まれた子猫同士でしたが、とても仲良くやっていました。
特に、ルーメンとケルヴィンの仲の良さは群を抜いていましたね。
献身的な母親と姉に守られながら、ケルヴィンも順調な成長を遂げていきます。
2週間のうちに、その体重は倍に増えて、ルーメンとも仲良く遊びまわるようにまで体力もつきました。
しかし、どれほどケルヴィンが大きくなっても、お母さんのジュールとしては心配なようで…
すやすやと眠る子猫の小さな身体に、いつも寄り添ってあげていたのだとか。
保護される前は、独りぼっちの子猫だったケルヴィンですが…
どうやら、最高の家族に恵まれたみたいですね。
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ハッピーエンド
やがて仲良し姉弟のルーメンとケルヴィンは、幸いにも同じ飼い主さんの元へと引き取られていきました。
母親のジュールや他の子猫たちにも無事に引き取り手が見つかり、まさに大団円。
彼らが今後も、快適な飼い猫暮らしを思う存分満喫できるよう祈ってやみません。
(参照:Love Meow)