バージニア州・アーリントンの動物病院「Nova Cat Clinic」に、1匹の子猫が搬送されました。
生後1週間程度にもかかわらず…
体重はたったの50グラムしかありません。
母親のいない子猫は、免疫成分や栄養をたっぷりと含んだ母乳を飲んでいないため、体調を崩しやすい状態にあります。
診断の結果、マグラトと名付けられた彼女も「細菌性肺炎」と呼ばれる病気を患っていることがわかりました。
手厚い看護のおかげで
10日間ほど酸素テントに入り、スチーム吸入器によって、1日に数回ほど抗生物質と抗ウィルス薬を投与されたマグラト。
そうしたスタッフたちの手厚い看護のおかげで、彼女は順調に回復していき…
生後16日目には体重も143グラムまで増え、ようやく生後1週間の子猫と同じくらいの重さになりました。
食欲は旺盛で、一度哺乳瓶に吸い付くとお腹がいっぱいになるまで離れないのだとか。
ただ、問題が1つありました。
体重が増えれば、筋肉が減ってしまう。
これが、新生児ならではの悩みなんです。
筋肉量が減れば基礎代謝はもちろん、体温も下がってしまいます。
そこで、体を冷やさないよう小さなセーターを着せてもらい…
お昼寝は、保育器の中ですることになりました。
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小さくても元気いっぱい
その後もマグラトはすくすくと成長し、生後2ヶ月に。
年齢にしては小柄ですが、他の子猫と同じように活動的です。
特に、かくれんぼをするのが大好きなんですよ。
小さいながらも、元気いっぱい。
優しい人たちの尽力によって一命を取りとめることができて、本当に良かったですね(*´∀`*)
(参照:LoveMeow)