4匹の血の繋がった子猫たちが、とある建物内のごみ入れの中から発見されました。
彼らは互いに寄り添い合いながら、母親を求めて鳴き続けていたそうです。
ケアされるうちに
発見者の方は、彼らを安全な場所へと運んだのち、地元のレスキューグループに連絡を取りました。
ひどく汚れ、またお腹を空かせている幼い兄弟姉妹たちがいると知り…
里親のボランティアを行っているアンバーさんは、すぐに助けを申し出ます。
そのうえ、尋常じゃないほどに怯えていたんです。
いったい何が起きているのか分からない、といった感じで、混乱しきっていましたね。
お互いを守ろうとするように、ずっと寄り添い合って動かなかった4匹。
それでも空腹には抗えなかったのか…やがて食事にがっつき、あっという間に食べ尽くします。
その後、たくさん食べてたくさん眠るうちに、心も体も少しずつ回復していって…
24時間も経つと、アンバーさんに心を許し、のどを鳴らして甘えるようになっていきました。
2匹の男の子、エズラとデジャは、かなりの仲良し。
女の子のカルマとシアは、そんな兄弟たちに、いつもぴったりと寄り添っています。
獣医の方に固定してもらって、治るまでに2~3週間ほどかかりましたね。
けれどもカルマ自身、そんな怪我のことなど気にも留めていなかったようで…
平然と部屋中をうろうろしたり、遊びまわったりしていたんだとか。
まるで、発見された当初の辛い過去なんて、なかったかのように。
人間にも慣れて、今では大好きになってくれたみたい。
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幸せを知った
まもなく、すっかり人懐っこい子猫へと変身した4匹の子猫たち。
もし保護が遅れていれば、あるいは誰も気づかなければ、子猫たちの命はそこで終わってしまっていたかもしれません。
か弱い子猫を救うために手を差し伸べた人々へ、大きな拍手を送りたいですね。