動物病院へと預けられた生後5週の子猫・シーマス。
口蓋裂を患い、大きく膨らんだそのほっぺを持つ彼を見て…
ヘザーさんは引き取りを決意します。
前の飼い主は、この先必要になる手術代のことを考えて手放してしまったのでしょう。
自分を守るため…
兄弟や母親からも除け者扱いされていたシーマスは、少し乱暴者に育っていたといいます。
生き残るのに必要なものを手に入れるためには、攻撃的になる必要があったのでしょう。
性格が荒い彼に、ヘザーさんは根気強く飼い猫としての生き方をレクチャーしていきました。
固形のご飯を食べ方を教え、トイレの練習も始めます。
猫砂を掘って、その後急いで走り去ることが楽しい…
ということまでは覚えてくれたのですが(笑)
そうして、愛情をたっぷりと受けるうち…
彼は、「ありのままの姿で良い」という自信を身につけることが出来たようです。
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家族の元へ…
やがて、彼にぴったりの引き取り手が見つかりました!
新しい家族は、歯科を専門とする獣医さんです。
少し変わった見た目のせいで辛い日々を過ごした子猫。
どうか今まで得られなかった分の幸せも、取り戻していってほしいですね。
(参照:LoveMeow)