ある日、シアトルに拠点を置く動物レスキュー隊のアシュレイさんのもとに、1本の救助要請の連絡が入ります。
聞けば、ワシントン州の東にある農場で1匹の子猫が発見されたとのこと。
現場に駆けつけてみると、小さな猫は人の手の届かない場所に潜んでいました。
辛抱強く待ち続け、隠れ場所から這い出てきたところを、なんとか保護します。
さらに、近くに母親猫や兄弟たちがいないか探してみたものの…
残念ながら、見つかりませんでした。
悲しいことですが、家族の中で唯一、彼女だけが生き残ったのでしょう。
彼女は子猫をシンディ・ロウと名づけて、里子として迎え入れることにします。
寂しがり屋の子猫
お家に到着すると、まずは部屋の中を探索しだしたシンディ。
やがて冒険が終わると、里親ママの膝の上にやってきて眠ってしまいました。
ひとりっきりになるのを嫌がる彼女は、いつもアシュレイさんの後ろをついて歩きます。
ソファで横になっているときには、よじ登ってきて、ぴったりくっついて眠るのだそう。
甘えん坊で寂しがり屋のシンディ。
そんな彼女に、先輩猫・ジャックを紹介したところ…
案の定、大喜びしてくれました!
そして彼も、ひと目でシンディを気に入ったようで…
階段の登り方や知育ゲームの遊び方など、猫らしく生きる術を率先して彼女に教えてくれ始めたのだとか(*´∀`*)
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幸せになる準備
優しい家族に囲まれて、子猫はすくすくと成長していきました。
抱っこしてもらうのが、シンディにとってなによりの幸せなのだとか。
まだまだ成長途中ではありますが、飼い猫としての暮らしが板についた彼女には、明るい未来が輝いているはずです。
素敵な生涯のお家がみつかるよう、心から願っています。