ある日のこと。
ひとりぼっちで道をさまよっていた子猫が、動物保護シェルターに保護されました。
やせ衰えた彼は、フィンと名づけられ…
里親ボランティアのアリーさんのお家に迎え入れられます。
面倒見のいいお兄ちゃん
アリーさんの家には、小さな里子たちのお世話をしてくれる先輩猫のゼットがいました。
心優しいゼットは、新しい環境に戸惑ってケースから出てこれない子猫に気づくやいなや…
すぐさま頭を擦り寄せ、優しくキスをしてあげます。
温かな歓迎に、怯えていたフィンも安心できたようです。
それから1週間もしないうちに、2匹はどんどん仲良くなっていきました。
フィンはお兄ちゃんの後ろをついて歩き、なんでも真似をしようとします。
一方、ゼットも小さな弟をよく可愛がり、猫らしく生きる術を教えました。
一緒に遊ぶのはもちろん、いたずらを仕掛けるのも、眠るのも一緒です。
お兄ちゃんのぼっちゃりしたお腹にもたれかかって…
嬉しそうにのどをゴロゴロと鳴らすんですよ。
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第二の人生が開けた
しばらしくて、とある家族がフィンに一目惚れします。
新しいパパの膝の上で眠ってしまいました。
きっとそれが「決め手」になったんだと思います。
めでたく決まった、生涯のお家への引っ越し。
かつてシャイで臆病だった子猫は、ゼットのおかげで自信を獲得し、幸せな未来をつかみ取ったのです。
これからもパパとママにたくさんの愛情を注がれながら…
すばらしい人生を歩んでいくことでしょう(*´∀`*)
(参照:LoveMeow)