11月のある日、アメリカ・ニューヨークのブルックリン区にある保護団体「Flatbush Cats」のウィルさんは、ゴミ箱の後ろから聞こえる、とても大きな猫の鳴き声に気がつきました。
すでにたくさんの猫を保護し、施設は満杯の状態。
しかし無論…ウィルさんに、小さな命を見過ごす選択肢はありませんでした。
ソニーと名付けられた子猫は、お風呂に入り、お腹もいっぱいなると、幸せそうに喉を鳴らし始めます。
コレでようやく一安心!
と、思いきや…
ウィルさんの耳に、なぜかまた「助けを求めるような猫の鳴き声」が聞こえてきました。
取り残された『家族』
不思議に思いながら、ソニーを見つけた場所に戻ってみると
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なんとそこには、別の猫の姿が!
ウィルさんは、すぐにその子がソニーの兄弟であると気がつきました。
さて、再びどうにかして保護しなければと策を練りますが、コチラは臆病な性格なのか、触ることすら許してくれません。
あわや長期戦になるかと思われましたが…
ウィルさんの横にいたソニーの姿を見ると、猫の態度は一変。
「あいつがいるなら大丈夫か」と、すんなり出てきてくれました!
家族の絆が、見事に不安を打ち負かしたようです(*´∀`*)
ウィルさんは、新たに保護した猫をサルと名付け、ソニーとともに動物病院へつれていきます。
彼らの体は寄生虫に冒されてましたが…
適切なケアを施されると、みるみる健康を取り戻していきました。
関連:足に大怪我をして路上をさまよっていた子猫。抱っこすると恐怖で震えていたため、毎日触れ合う時間を設けたところ…
元気になったら
以来、お互いのヤンチャな性格も垣間見え始め…
毎日早起きしては、2匹一緒にあちらこちらを駆け回るようになったのだとか(*´艸`*)
やがて、「生涯の家」にも出会えたソニーとサル。
素敵なエピソードに、心がほっこり温まりました!