マレーシア在住のジェヤンさんは、昼食に向かう途中の路上で、1匹の子猫を発見しました。
どうやら後ろ脚を怪我しており、自分一人では動けない様子。
鳴き声すらあげられないほどに弱っているのに、周囲に母猫の姿はなく、彼女のことを気にかける人もいません。
「このままでは、死んでしまうかもしれない」
そう思ったジェヤンさんは、救いの手を差し伸べることに決めました。
心を開くまで
子猫は、ひざの関節を脱臼していました。
生後3週間ほどにもかかわらず、その体重も260グラムほどしかなかったんです。
それまで、子猫に関する知識をあまり持っていなかったというジェヤンさんは…
彼女が何を必要としているのか、どうやって育てたらいいのか、必死で調べたそう。
自分で飼ったこともなかったので、本当に何ひとつ分かりませんでした。
ちょうど、YouTubeで子猫のお世話の仕方を載せているチャンネルがあったので、それを見て勉強したんです。
ベビータイガーと名付けられた子猫は、最初の数日はひどく怯え、ご飯にもなかなか口をつけませんでした。
ジェヤンさんは根気強くその傍に寄り添って、安心させてあげようと努めます。
その結果…
やがて彼女は、甘えてのどを鳴らすように!
食事もしっかり食べ始め、動物病院にも通って、後ろ脚の調子も徐々に回復していったそう。
彼女は好奇心旺盛で、人間のことも大好きになったみたい。
抱っこしてもらおうと、しがみついて離さないんです。
丸くて大きな目と、可愛らしい鳴き声で、こっちの注意を惹こうとするんですよ。
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健康な身体
生後7週間になったベビータイガー。
すっかり膝も癒えたようで、家の中を駆けまわったり、飛び跳ねたりと大忙しです。
彼女はびっくりするくらい素早く走れるようになりました。
元気になってくれて、本当に良かった。
当時とは見違えるような幸せな姿。
優しい飼い主さんに存分に甘えながら、これからも健やかに成長していってほしいですね(*´∀`*)
(参照:Love Meow)