アメリカ・ニューヨークにて、動物保護のボランティア活動を行っていたジェスさんへ…
ある日、里親を探している子猫たちがいるとの連絡が入ります。
周囲に母猫の姿は見当たらなかったみたいです。
小さな子猫
子猫たちは生後2週間ほどの幼さで、栄養不足からか、その体はとても小さかったとのこと。
特に、ひと際小柄なヘンリーの体重は122gと、同年代の他の子と比べて半分ほどしかありません。
母猫もおらず、衰弱しきった幼い子猫たちが健康を取り戻すのは非常に大変。
だからこそ…ただでさえ頼りなく見えるヘンリーは、「おそらく生き延びることが出来ないだろう」とまで言われていたそうです。
それでもジェスさんは、けっして子猫たちを見捨てませんでした。
5匹を迎え入れ、哺乳瓶でご飯を食べさせたり、身体を温め続けたり、つきっきりで看病してあげます。
そんな尽力のおかげで、彼らは少しずつ生きるための活力を取り戻していき…
やがて鳴き声を上げることすら出来なかったあのヘンリーも、いつしか「ご飯が欲しい」と元気よく訴えるようになったのです。
少しずつ、十分な体重と元気を取り戻していった子猫たち。
中でも、大のお話し好きなヘンリーのエネルギーは凄まじく…
ジェスさんに構ってもらおうと、四六時中鳴き続けていたといいます(*´艸`*)
私の膝の上に飛び乗って、眠たくなるまで延々と甘えてくるんですよ。
彼はとても気の良い性格で、兄弟たちとも仲良くやっています。
今は、どうやって遊ぶかを学んでいる最中ですね。
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報われた尽力
救助されてから3週間が経つ頃には、すっかり健康を取り戻した5匹の子猫たち。
あの小さかったヘンリーでさえ、体重も1ポンド(約450グラム)の大台に乗ったんです!
里親として、これほどに誇らしいことはありません。
例え生き延びる見込みがないと言われても、無垢な子猫たちをけっして見捨てなかった、里親のジェスさん。
その頑張りに、心から称賛の拍手を送りたいですね。