ある日、カナダ・モントリオールに住む女性が、土埃だらけの雑草の中に1匹の子猫を発見しました。
生後わずか3週間ほどでありながら、周囲に母親の姿は見当たらなかったといいます。
ひとまず保護団体「Chatons Orphelins Montréal」に預けられ、パスティールと名づけられた子猫は、よほど空腹だったのか、ミルク瓶を見せるとすぐに飛びついてきたそう。
その旺盛な食欲のお陰で、体力はすぐに回復しましたが…
幼い彼女にとって、親を失った孤独は満腹感で忘れられるものではありませんでした。
優しいお婆ちゃん
しかし、そんなパスティールに、運命の転機が訪れます。
それが…
16歳のおばあちゃん猫・マーシャとの出会いでした。
新しく決まった里親さん宅の先住猫として、パスティールを暖かく迎え入れてくれた彼女。
愛情に飢えていたパスティールも、その大きな優しさに触れ、すぐにマーシャの後ろをついて回るようになりました(*´艸`*)
白とグレーの毛並みがそっくりの2匹は、並ぶと本当の「おばあちゃんと孫」のように見えます。
生活に必要な知識も、マーシャがしっかりとレクチャー。
その甲斐あって、5週間が経つ頃には…
犬用のこんなに大きなボウルからも水を飲めるようになったとのことです(*´∀`*)
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明るい未来へ
困難を乗り越え、素敵な家族と出会うことが出来たパスティール。
その表情にも、もう寂しさは見えません。
どうかこれからも、幸せな日々を過ごしてほしいですね。