Kei SUZUKI (@ke_i_suzuki)さんが投稿した、とある「お母さん」とのエピソードに注目が集まっています。
保育園に挨拶しても返事をしてくれないお母さんがいた。初めは私の声が小さいから?と気にしなかったけど、2回目も無視。でもなんかニヤニヤしてる。思い込みというのは魔物で、私のことが嫌いに違いないとか何笑ってるんのよとか、果てしなく広がる。で、もう挨拶しなくなった。ある日、
— Kei SUZUKI (@ke_i_suzuki) 2019年7月14日
クラスの懇親会があって、そのお母さんと娘さん(子供の同級生)も来てた。あ、あの人来てる、しかもこっち見てる、感じ悪いなと思った。娘さんが大声で騒いでいるのに、なんで注意しないんだろ?とも思いつつ、他のお母さんとの話に夢中になってた。そしたらそのお母さん、私に近づいてきて、
— Kei SUZUKI (@ke_i_suzuki) 2019年7月14日
背後から肩をトントンして小さなノートを見せてきた。「いつもおしゃれですね。お話したいと思ってました」って書いてあった。その日はずっと筆談でいろんな話をした。彼女はお嬢さんがどんな声をしているのか知らない。自分のことが本当に恥ずかしくなった、そんなお話。24時だから寝なくては。
— Kei SUZUKI (@ke_i_suzuki) 2019年7月14日
言葉をかわす前に決めつけていた、相手の真意。
何とも考えさせられるお話です。
想像することの難しさ
SUZUKIさんが誤解してしまう気持ちも、相手の方が意を決して肩を叩くまでの葛藤も、痛いほど理解できますね。
そんな事情だったんですね。
そのお母さん、勇気を出してノート差し出したんですね。これまでもいろんな誤解も苦労もたくさん飲み込んでこられたんだと思います。どうぞたくさんお話して心から交流を深められてください。
私も耳の聞こえない遠方のイラストレーターの友をいつも思っています。— しばまるฅ՞•ﻌ•՞ฅ (@shiba_ars) 2019年7月15日
感音性難聴で補聴器つけて暮らしてますが、これ、まさに私が日々恐れてることです。聞こえない人間には何を聞き逃してるのか自分ではわかりようがないんです涙。最近の補聴器はとても小型化していて誰も私が超難聴なんて見た目ではわからないですし。誤解が解けて良かったです!
— 松竹梅子 (@shochiku_umeko) 2019年7月16日
「思いもよらない事情」を想像することの難しさ。
それを解きほぐしていくためには…こういった場面を経験し、反省を繰り返していくしか無いのかもしれません。
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みんなの反応
●私も脳の障害からくる、人の声や必要な音を上手く聴きとれない聴覚障害があります。そのお母さんと同じく、お話したいなと思ってる人、声をノイズ無しで聴けたらなと思う人が、私の世界にもいます。筆談でいっぱい話せてよかった。素敵なエピソードをありがとうございます、何だか救われます
●思い込みによる誤解。誤解から知らずに生んでいる差別。大切な事を注意喚起して下さりありがとうございます。我が身も振り返り、反省しなきゃ…
●手話の講義を受けている身としてはすごく考えさせられるツイート。リプ欄にも、耳の聞こえない人側に行動を起こしてほしいという意見がいくつかある。でも、きっと笑顔を返してたことがその人にとっての行動だったのかも。難しいね
ハッとする一幕に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。