標識ステッカーなどを作っている株式会社石井マーク (@ishiimark_sign)さんが投稿した、とあるホームの写真。
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2017年5月11日
この風景が、視覚障害を持つ人たちの目には
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— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2017年5月11日
このように見えているといいます。
ホーム右手側に見えます草地の中に消えて行く線路はJR天竜川駅の風景にございます。現在は 橋上駅舎への改築工事中ですから既に過去の景色となっておりましょう。え、見えない?
しかしこれ位しか見えないゆえに白杖を携行しているのに、今度は「見えてるじゃねぇか」と言われるそうでござんすよ。 pic.twitter.com/gDtlzHvxnn— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2017年5月11日
たとえ全盲でなくとも…
視覚障害のある方はみな、言わずもがな相応の困難を抱えています。
俺のお袋も、全盲じゃなくて視野障害で白杖持ってた。いつか、見えなくなってしまうだろうと言われてたからその訓練のために。
でもある日、一人で出かけた外出先で、見えてんじゃねえかと白杖を蹴り上げられたそうだ。
それ以来因縁つけられるのが怖いと言って白杖を持たなくなった。 https://t.co/tTXCuSgpGs— 月之介 (@tsukinosuke_o) 2017年5月12日
私も右眼網膜剥離失明しました。数度の手術の末に水晶体を壊し
まさにこの状態でした。見えてる時は何で見える人が白杖持っているか不思議でしたが、なって納得。視野狭窄、弱視、片目失明でも相手は分からないので、こちらの状態を知らせる意味でも要るんですよね。— しょこら てぃ (@chocolateamilk) 2017年5月13日
これは…!自分の見え方にもとても近いかもしれない。
私も周りから見たら「見えてるじゃねぇか」って思われる部類の視覚障害者だけど、たとえそう思われたとしても人様にぶつかって怪我させるくらいならと白杖を持っています。弱視、ロービジョンの認識がもっと広まったら嬉しいなぁ… https://t.co/tW2XWW8nvd— オギ (@ogina_PTN) 2017年5月15日
誰もが怖い思い、悲しい思いをすることのないよう…社会全体で、絶えず障害への理解を深めていかなければなりません。
関連:「点字ブロックの色」を巡って…とある光景に改善を求める声が殺到
ネットの反応
●これで電車のホームに落ちないようにして、と言われても、ほぼほぼ見えないんだからかなり厳しいっすね
●白杖ってなると点字ブロックの上を歩いてる印象なんだけど、別にそうじゃない人も多いんだ。もっといろんな症状の程度があることも知られないとだめだね
●聴覚障害の人もそうだよね。聞こえ方にムラがあって、話している人の内容までは聞き取れていないのに「聞こえてるじゃん」って言われちゃう
ハッとさせられる一幕に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。