ある日、米国バージニア州の愛護団体「Animal Allies」で里親ボランティアをしているデビー・ハリスさんは、「納屋に子猫が1匹いる」との連絡を受けました。
干し草に隠れている子猫を見つけたそうなの。
家主は母猫や他の子猫がいるかもしれないと納屋中を探しましたが、見つかったのはこの一匹だけだったそうです。
子猫はとても怯えていて、近づくと威嚇を繰り返します。
これは母猫や兄弟姉妹に危険を知らせる防衛本能なの。
賢い子猫ね。
デビーさん一家は、ご飯をあげたり洗ってあげたりと、つきっきりで子猫の世話をしました。
子猫が一人で寂しくないように、大きなテディベアもベッドに入れたりと至れり尽くせり(*^ω^*)
すると、そんなデビーさんのもとに…
さらに別の場所で保護された3匹の子猫がやって来ます。
母猫はまだ見つかっていない。
でも捕獲するための罠はしかけたから、そのうち保護できるといいんだけど。
3匹とも健康とはいえず、特に体の小さいグレーの子猫は深刻な状態でした。
しかしもちろん、デビーさんは諦めません。
温熱シートによる保温、適切な栄養や薬、お風呂、そしてたくさんの愛情を与えること1週間
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子猫たちはみな、見事に回復しました!!
助かって本当に良かった。
子猫たちはちょうど、先に干し草の中で見つかった子猫と同じくらいの月齢です。
そこでデビーさんは、「4匹が友達になって一緒に遊べたらいいのではないか」と考え、引きあわせることにしたといいます。
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増え続ける孤児たちを一匹たりとも見捨てぬよう、日々奮闘するボランティアの方々。
その姿勢へ敬意を表するとともに…
不幸な想いをする動物たちの数が少しでも減っていくようにと、ただただ祈るばかりです。