静岡大学附属図書館 (@ShizuokaUnivLib)さんが投稿した、「付箋」をめぐる注意喚起の呟きに注目が集まっています!
「本に付箋(ポストイット)を貼ると剥がす時に本が破れる」「文字のインクが付箋と共に剥離する」という話がしばしば見受けられますが、あれは本当です。特にプラスチック製のフィルム付箋と古い本の組み合わせが悲劇を起こします。うちの子(蔵書)も、こんなことに・・・。#司書の豆知識 pic.twitter.com/LOXuNMZx0X
— 静岡大学附属図書館 (@ShizuokaUnivLib) 2019年5月7日
これは悲しい…!!(((゚Д゚;)))
たった一行読めなくなるだけでも、本にとっては甚大なダメージです。
破れなくても、目に見えない付箋の糊が本に染みつき・・・数年後には変色し・・・ベタベタねっちゃりうわあああということが起こりうるので、図書館の本はもちろん、ご自宅の本も「この本は一生物だぜ!」というものには付箋を貼っちゃあいけません。それか、普段用と保存用を買うとか。#司書の豆知識
— 静岡大学附属図書館 (@ShizuokaUnivLib) 2019年5月7日
もしどうしても目印を置きたい場合には…
レポート・論文執筆用の資料には付箋が便利なのはすごく分かるんです、すごく。ただ、後世まで保存していく図書館の蔵書に貼られるのは困る・・・という事情もありまして、栞のご利用をお願いしたい所存です。
— 静岡大学附属図書館 (@ShizuokaUnivLib) 2019年5月8日
「汚破損したら同じ本を買えばいいさ、本はずっと売ってるし」と油断していると、「版元品切、重版未定」「絶版」「古本すら入手困難」がふいに起こるのが紙の書籍の世界。大切な本は早めに入手しましょう! そして図書館の蔵書には優しくしてくださいませ。
— 静岡大学附属図書館 (@ShizuokaUnivLib) 2019年5月8日
皆の共有物は、細心の注意を払い、丁寧に扱っていかなければなりませんね。
関連:過呼吸の母に『教科書』を渡した息子。それこそが1番の対処法だった
ネットの反応
●本と痛覚共有したい
●傷んだ本をセロテープで修理するのもやめないと! 近所の図書館で「ダメになった蔵書たち」を紹介しているときに知りました
●私が高校の英語辞典でやらかしたやつかな?
しっかりと覚えておきたい情報に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました!