アメリカ・ミシガン州に住むキャシー・ガンさんと夫のブランドさんは、2人でワインを飲みながら、知人の結婚式のお祝いに何を送るか考えていました。
そして彼らは、自分たちが結婚祝いとして大叔母のアリソンさんからもらった、「白い箱」のことを思い出します。
そこに添えられていた封筒には、こう書かれていました。
長い結婚生活の中で、もちろん2人は何度も喧嘩をしました。
しかし、結局この箱は9年間一度も開けられることなく、クローゼットの中に眠っていたのです。
彼らが箱の蓋に手をかけなかったのは、お互いに「これを開けることは結婚生活の終わりを意味する」と思っていたから。
しかし、共に過ごした時間と確かな信頼を積み重ねた夫婦に、もはやそんな恐れはありません。
いったい何が入っているのだろう。
彼らは話し合い、箱を開けてみることにします
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中に入っていたのは、ワイングラス、花瓶、入浴剤。
そして、キャシーさんとブランドさん、それぞれへの手書きのメッセージに包まれた現金でした。
キャシーさんへのメッセージは…
一方、ブランドンさんへのメッセージは…
「いつも通りに過ごせば、きっと大丈夫」
結婚生活における大先輩からの贈り物には、そんなアドバイスが詰まっていたのでしょう。
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あの箱は、喧嘩が起きてしまった時に、状況を考え直すために与えられたものだったのだと思います。
今は、本当に箱を開けるべき時なのか。
これは私たちにとって乗り越えられない喧嘩だろうか。
もしこの後にもっとひどい喧嘩をしたら、どうしたらいいのか。
その時この箱が無かったら、私たちはどうやって立ち直ることができるのだろう。
この9年間、そんな思いに何度も助けられました。
キャシーさんは、自身の投稿をこんな言葉で締めくくっています。
強く健全な結婚生活の作り方と、それを維持するツールは…
箱の中ではなく、私たち自身の中にあったのです。
大叔母さんがくれた素晴らしい知恵。
我々も、学ぶ所が多々ありますね(*´▽`*)