匿名掲示板に、とあるユーザーが「卵」を巡って、悲惨な体験談を投稿しました。
●ユーザーID:s3A
私は生卵が食べられない。半熟もダメ。
これはアレルギーじゃなくて嗜好の問題で、しっかり火を通してある卵は平気。むしろ好き。
飲食店の卵料理は半熟になってることが多いので、食べないことにしてる。
でも「オムライス専門店」のような所に行かなければ、卵料理以外のメニューがあるので、外食に問題はない。
友人や同僚など、一緒に食事をする仲の人には、生卵は食べられないことを伝えてある。
[2019/02/16(土)07:36:10]
ゆえに、結婚を考えている彼氏に義実家での食事会を提案された際も、断ろうとしたそうなのですが…
その一言で、押し切られてしまったと言います。
そして、食事会当日。
●ユーザーID:s3A
卵類は、ちゃんと火を通してあるようだ。
ちゃんと言っておいてくれたんだな、と安心した。
食事を初めてすぐ、彼氏が声を上げた。
「母さん、出し巻きなんて作ったの? 彼女は卵アレルギーだって言ったじゃないか」
その言葉を聞いた途端、お義姉さんがさっと表情を引き締めて…
「(彼氏の名前)、(私の名前)さんが卵アレルギーだって本当?」
「本当だよ。だからちゃんと母さんに言っといたのに」
お義姉さんが青ざめた。
私も改めて、テーブルの上の料理を見る。
どの料理もどの料理も、卵を使ったものばかりだ。
ちらしずしもサラダも炒り卵が混ぜ込まれているし、吸い物はかき玉汁、一人一つ茶碗蒸しが出され、大皿にてんぷらが盛ってある。
[2019/02/16(土)07:36:10]
なんで…!?(((゚Д゚;)))
その後、食事会は修羅場と化しました。
●ユーザーID:s3A
「お母さん、どういうこと」
お義母さんはしれっと…
「え、これ、除去食よ。卵は使ってないから」
「私が調理を手伝ったの忘れたの? たくさん卵使ったでしょうが!」
「卵を使ってない料理もちゃんとあるし…」
卵を使ってないと確信できる料理は刺身だけ。
そしてその刺身は、私の席からは離れた、箸が届かないところにある。
それまで黙っていたお義父さんが、穏やかに…
「(私の名前)さん、わざわざ来てもらって申し訳ないが、今日は急用が出来てしまったので、これで解散にしていただけないだろうか。」
彼父はさらに足代をくれようとしたんだけど、そちらは丁寧に謝絶した。
[2019/02/16(土)07:36:10]
そもそも卵アレルギーではないのに、そう伝えたと言い張る彼氏さん。
卵アレルギーだと伝えられていたはずなのに、卵料理を振る舞うお義母さん。
全く状況が飲み込めません。
投稿主さんも、彼氏さんを問い詰めます。
●ユーザーID:s3A
生卵がすごく嫌いで、食べられないだけ。ちゃんと説明したよね?
だからこの料理を食べても問題ないけど…
お義母さんは私が卵アレルギーだと思った上で作ったんだと思うと、流すことはできないよ」
「え… え?」な反応の彼氏を置いて、そのまま帰った。
彼氏はその後…
「卵アレルギーだと言って俺を騙した! 母さんを試そうとした!」
…と騒いだんだけど、私が生卵を食べられないだけどアレルギーはない、という話はちゃんとしてあった。
だから彼氏が周囲の人から「いや、アレルギーじゃなくて嗜好の問題だって、ちゃんと言ってたよね?」と言われて終わった。
たまに彼氏の話を真に受けて説教しに来る人もいたけど…
「ちゃんと私は嗜好の問題だって言ってあったし、彼氏に卵料理を作って、一緒に食べたこともある」
そう言うと黙った。
[2019/02/16(土)07:36:10]
その後、投稿主さんから別れ話を切り出し破局。
彼氏さんがなぜ嘘をついたのかは、最後までわからなかったそうです。
さて、お義母さんはそれからどうなったのでしょうか。
何はともあれ、彼氏さんの新たなパートナーが、傷ついていないことを祈るばかりですね。