昨年の8月26日。鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok)が投稿した、とある呟きが話題になりました。
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) 2015年8月26日
「つらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい」
この思いやりあふれる言葉には、「ありがとう」「素敵な避難場所!泣」「学校へ行くのがつらかったから、こういうつぶやきはとても嬉しい」といった声が多数寄せられました。
そして今年も、図書館司書のtama(@tamanekosan)さんから、こんな呼びかけが。
楽しいはずの夏休みですが辛い子もいると思います。去年もつぶやきましたが、 夏休みは家庭環境に問題のある子には居場所がなくなることでもあります。開館している間だけでも図書館にきてみませんか。図書館は誰でも使えます。あなたが誰でも何も聞かれません。本は読んでも読まなくても大丈夫。
— tama (@tamanekosan) 2016年7月18日
図書館が悪い大人の手が届かない全くの安全だとは思っていませんが、リスクは低い場所であると思います。本を読むふりだけしていれば、あとは何も言われません。ぼーっとするもよし、気が向けばそこにある気になる本でも雑誌でも映画でも見ててくれれば嬉しいです。
— tama (@tamanekosan) 2016年7月18日
[ada]
「学校に居場所がない子」だけでなく、「学校しか居場所がない子」に対しても、ゆっくりくつろげる図書館は、平等に門戸を開いています。
tamaさんの言う通り、息が詰まって苦しいと感じたときには、大人だって立ち寄ってみるといいかもしれませんね。
- Twitterの反応
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@tamanekosan @m_arginal_ 私は 大きくなった子供が要求と文句ばかりを並べ立て そしてスマホいじって昼寝した~って時に 気晴らしに図書館に行った事があります。どれにしようか見てたら楽しくて時間がたって…子供からラインがきた時は気も晴れて帰った事があります。
— 越前さんの歌 (@ojamashimap) 2016年7月18日
@tamanekosan 夏休み。家庭環境に大きな問題は無くても母親にとっては夫の実家への帰省や、子どもが1日中家にいることがストレスな訳で。機嫌の悪い母から逃れるためにも図書館を含め、子どもの居場所が必要かと。昔言われたみたいに「公園で遊びなさい!」と言う訳には行かないので。
— ちろる (@chirorudx) 2016年7月19日
@tamanekosan
はじめまして。
私もそう思います。
中学校で司書していますが、学期ごとの契約の為8月は開けることができません。
仕事したいし子供の居場所のために開けたい‼— タマ可愛い♪ (@loveberry61) 2016年7月19日
@tamanekosan 小さい頃はよく夏休み、市民プールか図書館に居た。宿題をするふりをして植物園とか自然史博物館にも行ったな。おかげさまで不良にはならなかった。ありがとう。
— いずみ (@izumixxx2012) 2016年7月19日
@tamanekosan 図書館は本を読むだけのところじゃなくて気晴らしとか辛いときとかに逃げ場となってくれるやさしい場所なんですね(´▽`)
— zono ポケモンGO (@zono05141760) 2016年7月19日
@tamanekosan オレンジリボンの個人サポーターをしております。こういったつぶやきに救われる子、親が1人でも居てくれたらとおもってリツイートさせていただきました。
楽しい夏休みであって欲しいものですね。— かおる (@ttannpopo1) 2016年7月21日
※オレンジリボン:児童虐待防止の広報・啓発を目的とした活動