どうぶつ

余命2週間の愛犬に「最後の旅」を。飼い主の想いが奇跡を起こす 17枚

スポンサーリンク
スポンサーリンク

アメリカ、ニューヨーク在住のトーマス・ニール・ロドリゲスさんが愛犬・ポーを引き取ったのは、1999年12月のことでした。

それから16年、ポーはロドリゲスさんと妻のグマダさんにとても可愛がられ、ポーもまた、ロドリゲスさんたちを深く愛していました。

 
しかし去年、15歳(人間に当てはめると105歳相当)を迎えたポーの腹部に、手術ができないほどの腫瘍が2つ発見されました。

獣医からは、「余命は2週間ほどでしょう」との宣告。ロドリゲスさんは悲しみ、そして、あることを決意しました。

Poh (2)_R

 
15年も連れ添った愛犬と最後の思い出を作りたいと、ロドリゲスさんは、ポーと旅に出ることにしたのです。

 
ロドリゲスさんは「ポーの大冒険」と題し、旅先でのスナップ写真と日記をインスタグラム上にアップしていきました。
Poh (12)_R

Poh (18)_R

 
ポーは、時には補助いすや、バギーに乗りながら旅を続けました。
Poh (7)_R

Poh (14)_R

 
ロドリゲスさんに抱っこされて移動することも。
Poh (5)_R

Poh (11)_R

Poh (21)_R

出発から1か月半、「ポーの大冒険」はアメリカ35以上の都市、距離にして実に64000キロメートル以上もの旅路をめぐりました。

 
旅行中にポーの体調が悪くなることはありませんでした。そして家に戻ってからもしばらく、ポーの容体は安定していました。

映画『スター・ウォーズ』10年ぶりの新作を見た後は「チューバッカ」になりきり!
Poh (10)_R

 
クリスマスも祝えました!
Poh (9)_R

 
2週間と言われた命で、ポーとどこまで旅することができるか分からなかったロドリゲスさんでしたが、その思いと愛が通じたのか、宣告を受けてからなんと1年あまり、ポーは生き続けました。

 
その1年の間には、ロドリゲスさんとグマダさんの結婚式もありました。ポーは愛する飼い主さんの晴れ舞台にも参加することができたのです!
Poh (3)_R

 
ロドリゲスさんはポーについて、「自分を正しい方向に導いてくれる光のような存在だった」と、思いを綴っています。
Poh (8)_R

Poh (16)_R

POHPOH_R

Poh (1)_R

 
そしてポーは2016年2月、最後の旅・トロントに向かう途中で、ロドリゲスさん夫婦に見守られながら最期を迎えました。
Poh (4)_R

 

ポーは天命を全うしました。

私たちは、最後の最後まで、ポーを愛し、ポーも私たちを愛してくれました。

ポーはインスタグラムで生き続けています。ポーの思い出に浸りたいときは、インスタグラムを見ながら最期の日々を思い出したい。

ポーの姿かたちはもうないけれども、思い出のなかにはずっと生きつづけているのです。

Poh (15)_R

ロドリゲスさんは旅立っていったポーへの思いをインスタグラムに投稿し、そう締めくくりました。

2週間の余命宣告を受けながら、1年間も持ちこたえたポー。ポーもまた、大好きな家族と、少しでも長く一緒にいたかったのでしょう。

ポーのインスタグラム(pohthedogsbigadventure)にて、その他の写真も公開されています。

スポンサーリンク
どうぶつ
シェアする
スポンサーリンク
今、あなたにオススメの記事
スポンサーリンク
こちらも人気
スポンサーリンク
こちらもオススメ
スポンサーリンク
BUZZmag