サッカー王国ブラジルで行われたサッカー・チャンピオンシップの試合中のこと。
ピッチでは、白熱したプレーが繰り広げられています。
ところが、試合開始から20分が経過したところで、中断を余儀なくされるあるハプニングが起こりました。
なんと1匹の犬が、どこからともなくピッチに乱入してしまったのです!
得点は1対0。熱い戦いが繰り広げられているなかでの突然のハプニングに、あっけにとられる選手たちの姿。観客も絶好の場面で試合が中断され、白熱の余りブーイングの嵐!?と思いきや・・・
選手たちの紳士的な対応のおかげで、観客席からは歓声が吹きあれることとなったのです!
ぜひとも動画でご覧ください!
勢いよくピッチに乱入した犬。さすがに、場違いな雰囲気を感じたのでしょうか?
一瞬ひるんだかのように立ち止まり、周りの様子を伺っています。
赤いユニフォームの選手が近づき、犬を捕まえようとするのですが…。
もちろん犬は逃げ出してしまいます。
別の選手が「おいで、おいで」と手招きし、何とか犬を近寄らせるのに成功したものの…。
犬はやっぱり嫌がって、その選手の手に噛みつこうとする素振りを見せます。
そこへ、白いユニフォームの選手がゆっくりと登場。
まるで、王子様のように優しく喉を撫でながら、犬を抱きあげ・・・
お姫様だっこ!
さらに、犬と目を合わせると選手はニッコリ。「王子様」の甘いスマイルに犬も思わずウットリ…♪
抵抗するのも忘れ、抱きかかえられるまま大人しくしています。
犬はそのまま、お姫様のようにエスコートされ、最後に優しく前足まで握られて…。会場スタッフに引き渡され、無事ピッチを後にしました。
ハプニングに対して、素敵な対応を見せた選手の姿に、実況アナウンサーも「選手たちはサッカーの才能を見せるだけの試合をしてはいないのです! 犬への対応も選手たちのパフォーマンスのひとつです!」と大絶賛!
大事な試合中のハプニングは集中力が途切れ、選手にとってもストレスのはず。けれども、笑顔で優しく対応する選手たち、そして、それを温かい目で見守る観客たち…。
紳士のスポーツサッカー。その白熱した試合中に起こった、とてもほっこりする一場面でした。