イタチ科の「カワウソ」は、とても愛くるしい動きが特徴的。赤ちゃんのカワウソは鳴き声も可愛く、いつまで見ていても飽きないそのしぐさに癒されます♪
現在、世界に13種いるといわれているカワウソ。けれども、実は、そのうち12種までもが、年々数を減らし続けているということがわかっています。中でも、5種については、絶滅危惧種に指定されているのだとか。
数が少なくなってきているということは、その分、希少価値も高まっているということ。残念なことにカワウソは、密売組織のターゲットとなることもしばしばなのです…。
ある動物救助センターでも、生後3か月の赤ちゃんカワウソたちが保護されています。
やってきたのは、スペイン人の冒険家フランク・クエスタさん。動物研究家でもある彼は、現在、タイで爬虫類を中心に保護活動を行っています。
どうやら、保護したカワウソたちのお待ちかねのお食事タイムが始まるようです!
ケージから出てきたのは、2匹の赤ちゃんカワウソ! 嬉しそうにキューキュー鳴き声をあげながら、仲良く並んでご飯を食べ始めました。
その様子は、ぜひ動画でご覧ください。
「きゅーきゅー!」「うみゃうみゃうみゃうみゃ!」
何とも無邪気なこの2匹の赤ちゃんカワウソは、タイで密猟されてしまったそう。違法に所持されていたところを無事保護されました。
タイでは、近年、禁止された野生動物を密輸する組織が活発に活動を行い、日本や海外に持ち込まれる事件が多発しているといいます。
何とか難を逃れたコチラの2匹の赤ちゃんカワウソたちは、もう少し成長したら野生に返されるそうです。もう二度と捕まることなく、自然の中でのびのびと生活してほしいですね。