日常生活でストレスを感じていたとき、飼い犬と触れ合うだけで癒された、という経験をされた方は多いのではないでしょうか。
犬たちが本当にストレスを和らげてくれているのか、それともそんな気がするだけなのかは気になるところです。
オーストラリアのペディグリーが、”愛犬による癒し効果”を科学的に確かめるため、ある実験を行ったところ、とても興味深い結果が得られました!
実験に参加したのは、3組の飼い主さんと愛犬。
1組目はグレンさんとリリック。
仕事中、足場が崩れて転落しその衝撃で大けがをしたグレンさん。事故後、うつや不安を抱えていた彼を、愛犬のリリックが支えてくれました。
2組目は聴覚障害を持つアリスさんと、毎日の生活を助けてくれるジュノ。
3組目は、シエナさんとジェイク。
大好きだった愛犬・マックスが亡くなり悲しみに暮れていたシエナさんを、ジェイクが癒してくれました。
実験は、飼い主さんと犬の心拍数をそれぞれ測定し、お互い側にいないときといるときで、彼らの心拍数がどのように変化するか、というもの。
まず始めに、飼い主さん1人でソファに座ってもらい、心拍数を観察してみます。少し緊張しているのか、心拍数が高めの3人。
そしていよいよ、犬たちを飼い主さんの座るソファへ。
尻尾を振りながらやって来る愛犬を見た飼い主さんたちは、みんな笑顔になります!
さらに、心拍数を示すグラフにも変化が。
なんと、愛犬が側に来て触れ合うだけで、飼い主さんたちの高かった心拍数が下降したのです!
さらに驚くべきことに、犬たちと飼い主さんの心拍数がキレイに一致!
飼い主さんだけでなく、それぞれの犬たちも共に心拍数が落ち着きリラックスしていることがわかります…!
まるで犬と人間に特別な絆があるようで、とても素敵ですね。
犬を飼うことは血圧やコレステロール、心臓病のリスクなどの低下にも関係しており、今回の実験結果はそれを裏付けるものの1つとなりそうです。
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