先日熊本県で起こった未曾有の大震災。
被災地に対して「なんとか助けたい!」という思いから、”案ずるより産むが易し”と、救助を手伝うべく実際に被災地に出かけたり、救援物資を送ったりと、行動に移される方もいらっしゃるかもしれません。
Twitterユーザーの澤田 圭さん(@keisawada)が、そんな方々に向け「その気持ちはとっても嬉しいけれど、今はちょっと待って」と投稿したイラストが話題になっています。
【拡散希望】『阪神大震災被災者からのお願い』 嬉しいんです!嬉しいんですけどその援助、もうちょっとだけ待って下さい! pic.twitter.com/2BgwW00mRx
— 澤田 圭 キャラクターデザイナー (@keisawada) 2016年4月16日
「行動できる気持ちは素晴らしい!!」としながら、その行動によって被災地がさらに混乱する可能性もあるので、少し待って欲しい、と注意を促しています。
コチラは澤田さんが阪神大震災を経て感じられた率直な願いです。
このツイートは多くの方に拡散されています。
@keisawada 現地の状況がわからないうちに想像で先走ってもせっかくの善意や努力が無駄になりますからね。現地からの呼び掛けにアンテナを張って、必要だと言われてから現地入りしても遅くない。ライフラインさえ復旧できてない状態の今は災害対策のプロに任せておくのがベスト。
— ライアン (@ryan_4649) 2016年4月16日
@keisawada
宮城の者です。確かに今は個人的なボランティアはもう少し我慢していただくべきだと。現地に物資を届けずに送ったとしても個人からは届かなくなってるはずです。今日、石巻赤十字病院からのスタッフも自衛隊も向かったそうです。一日も早く地震が落ち着きますように…— strawberry (@strawberryyn26) 2016年4月16日
@keisawada 今はプロに任せます❗分かりやすいイラストですね^^
— Mii(●―●)MAX (@2PMii) 2016年4月16日
東日本大震災時に友人達が被災してるから、めさ分かるわ~…。はじめはプロの自衛隊らに全てを任せて、OKが出たら一般市民が動くとスムーズやで☆ちゃんと生理用品とケア用品を送ります! https://t.co/CkSkOdvzeZ
— 鯖子 (@saketomayoibito) 2016年4月17日
澤田さんの呟き拡散希望です。
何かしたい気持ちは分かります。
が、堪えて欲しいです。
被災地の受け入れ体制がしっかりできて、自治体が支援物資まとめて持ってくぜ!ってなった時に私は送ります。
3.11の時もそうさせていただきました。 https://t.co/aRtvOIdTID— ゆうとろ (@yutoro2015) 2016年4月16日
やみくもに行動することで、被災地の混乱を招く可能性もある、ということがよくわかるこちらのイラスト。
東日本大震災からまだ間もない時期に起こった今回の大震災、さまざまな可能性を考えた上で日本が一丸となり被災地を応援したいですね。