レンズ付きフィルムとして発売された「写ルンです」。発売30周年を迎えるこのフィルムカメラ、以前は誰もが一度は使ったことのある定番アイテムでした。
ですが、デジカメやスマホが普及し「データ」として写真を残しておけるようになった今、その需要は徐々に少なくなってきました。
しかし、ときどきテレビでも特集されているように、ここ最近「写ルンです」に再び脚光が当たっているというのです!
その理由として投稿された、Twitterユーザーのogrosさん(@ogrosman)のツイートが話題になっています。
「写ルンです」が若い人たちの間で流行り始めてる理由が「現像するまでどんな写真になるかわからないのが新鮮」ってのを見てジェネレーションギャップ……生まれた時から便利なものが多いから不便さがエンタメになる世代なのか
— ogros (@ogrosman) 2016年4月4日
なんと。。。そうきましたか!
撮影したものをすぐ確認できる今と違って、現像してから「半目になってた(笑)」なんてトホホな体験も昔はたくさんありましたが、「それが新鮮!」という価値観になるなんて驚きです。
Twitterでも、あえて時間をかけて楽しむのもいいな、と納得しているよう。
時間をかけるたのしみ方良いと思う https://t.co/9WjySHHNab
— ポチりょうた(。∀゜) (@potiryouta) 2016年4月5日
確かに現像に出さないといけない(または現像を手元で行わねばならない)方が面白いよなあ。手間だけど。 https://t.co/D7xXLOMhH0
— 神沼三平太@「恐怖箱 叫怪」発売中 (@3peta) 2016年4月5日
自由度が高い、より便利、ってのがより楽しいとは限らないって事だと思ってる https://t.co/M0lETDIMum
— ちや (@chiya777) 2016年4月5日
すごいわからなくもない
2眼触ってると写真を撮るまでに本当に手がかかるけど、それが楽しい違いがあるとしたらカメラ自体を違うグレードで楽しんでるところ
写ルンですはフィルム巻いて撮るだけだから……… https://t.co/DKeOUsf65j— ゆずは*3 (@yuzuha13B_REW) 2016年4月4日
ボードゲームにもその波が!
ボドゲ人口が増えているのも似たような部分がありますよね、たぶん。 https://t.co/FD1r0rZUpk
— ペンとサイコロ@ゲムマ春はお休み (@pen_n_dice) 2016年4月5日
さらに、こんな意見も登場! 新世代の感覚に驚きます。
それと同じことで、ポータブルCDプレイヤーでも「PCでMP3などに変換して取り込む必要が無」く、直接聴けることに感動している高校生を見て、ある意味カルチャーショックを感じたことがある。 https://t.co/sWLeCEVMNb
— Tシャツ (@T_shirt_Go) 2016年4月5日
「写ルンです」の再ブームの要因としては、出来上がる時間を楽しむというほかにも、出来上がった写真のノスタルジックな風合いがいい、という意見も。
デジタルで撮った写真はどうしてもパキッとなってしまいがちなので、フィルターをかけて加工する方もたくさんいますが、「写ルンです」で撮った写真が”逆にオシャレ”になる日も近いのかもしれません…。