皆さんは美術館に行ったとき、絵画など美術品をどのように鑑賞していますか? 1枚1枚じっくり鑑賞している、という方が多いのではないでしょうか。
Twitterユーザーのtetsuさん(@matetetsu)のツイートした「美術館の回り方」が、数多くRTされ話題になっています。
ためしてガッテンでやっていた「プロもやっている美術館の回り方」は役立った。「一つ一つをジックリ見ると心身ともに疲れて記憶も薄くなり感動が無くなる」「早足ノンストップで見て気になったものはリストに印、出口に近づいたら引き返して印のものをジックリ見る」ようにしたほうが満足感が高い
— tetsu (@metatetsu) 2016年3月21日
ツイートでも言及されている『ためしてガッテン』では、美術を鑑賞するプロである、美術雑誌の編集長が登場しました。
編集長によると、まずは立ち止まらずに早足で全体を見て、そのあと好きな絵だけをじっくり見る、というスタイルで鑑賞しているとのこと。
展示されているものを全て堪能したいという気持ちから、つい1枚1枚立ち止まってじっくり鑑賞してしまいがちですが、実はそれでは疲れてしまい、最終的に心に留めておくことは難しい、というのです。
Twitterでは…。
なるほど。いつもジックリ回ってグッタリするので今度やってみよう。 https://t.co/SnaMS5Un2b
— クロケン (@clover_kenichi) 2016年3月21日
たしかに、順番に観なくちゃいけないと思い込んでるお客さんは多いですね…(元美術館スタッフ) https://t.co/s3NsD0oXLz
— カオー (@kaorekaora) 2016年3月22日
これ高校の美術の先生に勧められたな。
一緒に美術館行ったんだよなあ。 https://t.co/GJlscit5Pd— 安藤セイ(色編み屋zawadi) (@zzz_zawadi) 2016年3月22日
@metatetsu ああ!それで人生に応用は利くかな?
— マニア提督@オフ会行きたい (@PIEZO233L) 2016年3月21日
また番組では、展示された作品のうち「どれか1つ買うならどれにする?」という気持ちで鑑賞した場合脳の働きはどうなるのか、という実験もありました。
結果、何も考えずに見たときと比べて、脳の働きが活発化したのだとか。
美術館の回り方を心得つつ、「どれを買おう」という目線で鑑賞すれば、美術品もまた違った感じ方ができそうですね!