「僕の家、なんてことない田舎のマンションなんですけどね」
そんな書き出しから、皮肉屋文庫(@steven_pumpking)さんは以下のような呟きを投稿しました。
僕の家、なんてことない田舎のマンションなんですけどね。ひとつだけ絶対厳守のルールがあるんですよ。「裏山に面した電灯は、隣どうし別々の色にしなければならない」……なんだか数学の四色問題みたいでしょ? でも家賃がすごく安いから、みんな守ってます。それで外から見るとこうなるんですよ。↓ pic.twitter.com/gB7UBCTRFp
— 皮肉屋文庫 (@steven_pumpking) January 23, 2024
このマンションが市街地と裏山を隔てる、大きな壁のように建てられた理由もなんとなく解りました。あのマンションにいる間、僕は一人じゃない。ただの「一色」なんですよ。無邪気な視線を惹きつける、色とりどりのキャンディ。指をくわえた子供の視線を、あなたがたから逸らす役。↓
— 皮肉屋文庫 (@steven_pumpking) January 23, 2024
だから店員さん。恥を忍んで尋ねます。ショッキング・ピンクの蛍光灯なんて、売ってないですよね……?
え、あるの!?
— 皮肉屋文庫 (@steven_pumpking) January 23, 2024
オチが( ;∀;)
ジャムの法則
”ただの一色”がそれぞれ光を放ち、選択を難しくしているのですね。
田舎の変わったルール?と思ってたらナニカへの対策だったという良質ホラーだった。
なんか日本のどっかのリアル話かと思ったら実はホラーでその混ざり具合?移り具合?がいい。
これは本として構えて読むのではなく、不意打ちでTwitterで読むからこその面白さだった。 https://t.co/ppIY4JWycl— さちあいほ (@sachiaiho) January 23, 2024
まさかの展開に驚かされました(*’ω’*)
関連:越してきた古民家の台所に、大量の釘が打ってあり謎に思ってたら
みんなの反応
●最後までツリーを読んだ感想、私がお山の怪異なら、迷うことなく「なになにあのショッキングピンク~!!!!!」って飛び付いちゃうな
●ちなみに認知心理学的に赤や明るい青も目を引きやすいのでやめたほうがいいと思う
●昔の「村の掟」を現代風にすると「マンションの掟」になるわけか。いい着想
思わぬお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。