海外在住の投稿者さんに「スリスリ」と呼ばれて、可愛がられている1匹の猫。近所の方が世話をしている外猫なのですが、投稿者さんの飼い犬のことが大好きで、ときどき一緒にくっつきながら散歩をしていました。
[ada]
ところがあるとき、原因不明の病気にかかってしまい、歩くどころか立つことすら厳しい状況に…。
すると、自分でも察知したのでしょうか。大好きな犬のもとへ、最後のお別れにやって来たというのです。
▼フラフラの身体でやって来てくれたスリスリ。
もちろん目的は、大好きな犬に会うため。まるで、お別れを伝えにきたようでした。
途中で何度もよろけながら、必死に歩こうとしています。
悲しくて見ていられない投稿者さんに、「もう頑張らなくていいよ」と声をかけられながら…。
この散歩を終え、面倒を見ている人のもとへ帰ったスリスリでしたが、意識が戻らないまま4日後に虹の橋を渡りました。推定1歳3ヶ月、心臓疾患だったそうです。
雨の日も雪の日も、犬にぴったりくっついて離れないスリスリ。この光景に、道行く人たちも癒されていたのだとか。
犬のことが大好きでたまらず、毎日全身でその気持ちを表現していたスリスリ。最後の力を振り絞ってでも会いに来たかったのでしょうね。
猫と犬との深い絆に涙が止まりません。