「娘が白杖持って美術館に行ったとき…」
そんな書き出しから、古風なくじら (@imatanwhale)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
娘が白杖持って美術館に行ったとき「目が見えないのに美術館に来て何が楽しいんだろうね。どうせ障害者手帳でただになるからでしょ。」って陰口叩かれて号泣したこと絶対に忘れない。
— 古風なくじら (@imatanwhale) January 14, 2023
なにそれ…。
勝手な決めつけ
見ず知らずの相手に、なぜこんなことを言われなければならないのでしょうか。
白杖を使っていてなぜ美術館へ行くのかがわからないという方へ。
・白杖は必ずしも全盲とは限らない(弱視等の場合がある)ので、視覚的に感じ取れる部分がある
・音声ガイドやヘルパーさんによる説明がある
という場合があります。祖父が盲人でしたが、ときどき美術館に行ってました。— ガナヒビ (@ganahibi11201) January 15, 2023
晩年視力がほぼ失われたが描き続けたモネに同じ台詞言えるのかと
晩年の睡蓮はパリのポンビドゥに展示されてて現代アート扱いですが
芸術には色んな形があるそんな台詞を吐く人は差別のみならず
芸術に対する理解も浅いという事
つまり大した事ない人なので気にしない事です— LazyandDowner@FullyVaccinated (@LazyandDowner) January 15, 2023
何を感じ何を楽しむかは人それぞれです。
あまりに想像力が足りない発言に、ただただ言葉を失いますね。
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みんなの反応
●白杖を手にコンサートに行って私もイヤな思いをしました。耳を疑って何も出来ず耐えるのみでした。正直、トラウマですよね
●見えていても、本当に大切な事が何も見えていない人がいることが悲しいですね
●白杖が全盲だとは限らないし、たとえ全盲でも、美術館を楽しむことはできるのではないかと思います。私は絵画だけでなく、絵の具のにおい、静寂とかすかな足音など、その空間そのものを楽しみます
●こんな性根腐った奴らが美術館に来てる方が何しに来てんの?って感じだよね。誰が美術館来たっていいじゃん
胸が痛むお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。