「今日学校の休み時間に外でトルコ人とフランス人と話してたら…」
そんな書き出しから、Nami / Batoh (@o0nami0o)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
今日学校の休み時間に外でトルコ人とフランス人と話してたら天気雨が降りはじめたときの会話がすごくおもしろかった、トルコでは天気雨のことを「悪魔の結婚式」でフランスは「羊の結婚式」と言うらしい、日本では言わずもがな「狐の嫁入り」で、こんなに地理的に遠く離れた場所でそのいずれも
— Nami / Batoh (@o0nami0o) October 25, 2022
晴れながら雨が降ることに人外異形のものの結婚を想起すること、というかおそらくどこかひとつの場所で発生した俗信が長い時間をかけて形を変えて伝播したんだろうけど、それが現代までどの国においても遺り伝わっているって結構大変なことなんじゃないかと思った
— Nami / Batoh (@o0nami0o) October 25, 2022
仮に東アジアで発生したと仮定してシルクロード沿いにトルコに伝わるのはわかる、でもフランスにまで同じ物語があるのは久々に遠野物語を読んだ時みたいな畏怖を感じた
— Nami / Batoh (@o0nami0o) October 25, 2022
民話や俗信がこの世の普遍性や真実のその強度によって人々の中に保たれているなら、文化的背景による不和がこんなにも生じる世界において天気雨が人に与える印象の普遍性って何
— Nami / Batoh (@o0nami0o) October 25, 2022
不思議…(゜o゜)
まさかの事実
日本以外にも、天気雨を結婚式に例える地域があるとは驚きました!
「太陽が雨によって大地を孕ませる」というような先史時代の人々の想像が、新しい宗教に上書きされ忘れられたけれども、何か結婚・出産に関係があるということだけが記憶されている、などと言うともっともらしいけど裏付けはありません。
— 冬の風鈴 (@windharp41) October 25, 2022
歴史も文化も違う国同士にもかかわらず、共通の観念が存在しているというのは非常に興味深いですね。
関連:「デンマークでは、25歳の誕生日を独身で迎えると…」続きに驚愕
みんなの反応
●ほんとだ。みんな「結婚式」ですね。不思議
●天気雨は動物の嫁入りとする伝説は世界各国にもあるようです。アフリカではサル、韓国ではトラ、ブルガリアではクマ、イギリスとイタリアは日本と同じく「きつね」だそうです
●潜在意識はみんなつながっていると心理学で習いました
●こういう話好きだ~
なるほどなお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。