お年寄りを狙った詐欺についてのスピーチを行うため、ある介護施設を訪れたトニー・マーシャル巡査部長と数匹の警察犬たち。
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警察犬たちはマーシャル巡査がスピーチをしている間、ベッドから離れられずスピーチに出席することができない老人たちのもとを訪れていました。
毎日のほとんどをベッドの上で過ごしている老人たちは、遊びに来てくれた警察犬たちに夢中に。子どものようにはしゃいでいます。
そして、生後11ヶ月の子犬デイジーが、ミュリエルさんのベッドを訪れたとき、ある奇跡が起こったのです。
この介護施設に来てまだ数ヶ月のミュリエルさん。普段はほとんど言葉を発せず、感情を示してくれたことも、まだ1度もありませんでした。
しかし、デイジーをひざの上に乗せてもらったミュリエルさんは・・・
ぱっと起き上がり、その顔は喜びでいっぱいに!
デイジーに優しく触れ、愛おしそうに可愛がり始めたのです。
その嬉しそうな様子といったら、その光景を見た担当の看護士さんが、思わず涙を流すほどだったといいます。
スピーチを行ったマーシャル巡査も、「ミュリエルさんの反応を見てとても驚きました。私にとっても子犬たちにとっても、とても素晴らしい機会であり、生涯忘れられない思い出にもなりました。演説に呼んでもらえたことに深く感謝しています。」と感動を語っています。
(参照 barkpost.com)
落ち込んだり悲しいときに動物に触れると、スッと癒やされるような感覚ってありますよね。元気なときでも、触れると頬が緩んできます。
施設では感情を示すことがなかったミュリエルさんも、その癒やしの力には抗うことができなかったようです(*´ェ`*)