空港で保護されたノラ猫の「ピノキオ」は、感染症で両目を失っているため、全く視力がありません。
ハンデを負った動物は、保護されても貰い手が見つかりにくいもの。しかし幸運なことに、ピノキオにはすぐに里親が見つかりました。
ピノキオが迎えられた家には、他にも保護された元ノラ猫がいました。
そのなかには遊びたい盛りの子猫もいて、子猫の「ジムニー」は、たちまちピノキオに目をつけました。
追いかけっこをして、「あれれ?」とキョロキョロしているピノキオに、容赦なく背後から飛びかかるジムニー。
しかし、ピノキオも負けていませんでした! そんなジムニーに、同じように飛びかかっていくのです。
ピノキオは目が見えない分、聴力とひげを使った方向感覚が長けていました。どこかにぶつかることもなく、走ったり飛んだり、自在に動き回れるのです。
こうして打ち解けた2匹。
そしてジムニーは、目の見えないピノキオを導くガイドになったのです。とは言っても、一緒に遊ぶのが主な仕事です。
ジムニーとピノキオはどんな時も一緒。遊ぶ時だけでなく、寝る時だって一緒です。
彼らは血はつながっていなくても、本当の兄弟であり、互いにとってかけがえのない存在となりました。
(参照 lovemeow.com)
仲良く遊ぶ2匹の様子はコチラの動画でご覧いただけます。
全盲にも関わらず不安そうな様子を見せない強気なピノキオと、遠慮のないジムニー。相性ばっちりの仲良しコンビです(*´ェ`*)