「人生で初めて目の前で人が電車に飛び込んだ」
そんな書き出しから、ふらいと(今西洋介)@新生児科医,小児科医 (@doctor_nw)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
人生で初めて目の前で人が電車に飛び込んだ。電車再開復帰まで時間がかかるとアナウンスがある中、近くの人達が携帯電話片手に「迷惑だ」と怒ってた。自分は「あの人はどんな思いで飛び込んだのだろう」と考えてたが、これは仕事で人の命を看取り続けた結果なのか。慣れない西成の街を歩きながら考える
— ふらいと(今西洋介)@新生児科医,小児科医 (@doctor_nw) April 23, 2022
なるほど…。
自分本位
日々に忙殺され、見知らぬ誰かの人生に思いを馳せる心の余裕を失っていたのかもしれません。
高校生の頃、授業中の雑談で「ここは田舎だからあまりないけれど、東京あたりでは人身事故がよくある。ありすぎて、電車が遅れる度にチッと舌打ちしてまたかと腕時計を見る。異常じゃないか」みたいなことを先生が言っていたことを思い出しました。一字一句覚えていませんが、印象に残っています。
— 潮田 雛菊 (@iNa8SoaYY4S0S3D) April 23, 2022
自分自身も人の死に鈍感になってはいないかと、深く考えさせられるお話ですね。
関連:パンタグラフにビニールが付着していた為、急いで駅員に伝えたら
みんなの反応
●不思議な話。人身事故の時って人の命が物になる感じいつも違和感でしかありません
●迷惑だと思ってしまうけど、きっと飛び込んだ人も追い込まれていた訳だからなぁ…何とも言えない
●テレビの向こうの多数の犠牲者には祈るのに、この電車を止めた自殺者には舌打ちか
●利害が絡むとどうしても近視眼的になりがち。そういう時は一旦その場から離れて頭を冷やすようにしています
ハッとする呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。